陰陽五行戦記おまけ劇場第三弾

SSSSS(スペシャルサイドストーリーショートショート)

★『作者ディズニーランドに行く』その3★


もしも作者の連れが輪だったら

「さて、輪、何に乗りに行く?」

「特にどれでもいいが」

「それは困った、私も別に何でもいいのだが…」

「では、有名どころでも回るか」

「そうしよう」

テンション低い二人。

事前の情報もないため、ファストパスの存在も知らず、律儀にスペースマウンテンに並ぶ二人。

ちなみに90分待ちである。

「本でも読むか」

「私もそうしよう」

黙々と読書する二人。

いついかなるときでも文庫本を持ち歩いている二人である。

輪は司馬遼太郎大先生の『関ヶ原』を熱心に読みふけり、作者は同じく司馬先生の『城塞』を読んでいたりする。


90分後。

「なんだ? もう乗るのか。せっかくいいところだったのに」

不満げに本をしまう輪。

「まったくだ、これから幸村が活躍するってのに…」


教訓:おまえら、何しに来たんだ?


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