陰陽五行戦記おまけ劇場第三弾

SSSSS(スペシャルサイドストーリーショートショート)

★『覇王みあこ』その2★


あたし、ほんだみあこ。5さい。

日本にくんりんする覇王になるために、毎日がんばってるの。

今日はね、部下1号の家に、てーさつに行くの。

さてと、部下1号はなにしてるのかな。

ぴんぽーん。

「あら、美亜子ちゃん。いらっしゃい」

部下1号のママなの。とってもやさしいの。

こんにちはーおばさん。部下1号…じゃなかった、りんいますか?

「部屋にいるから、上がってちょうだい。今ね、綾瀬ちゃんとままごとしてるから、美亜子ちゃんも一緒に遊んでね」

はい、おばさん。おじゃましまーす。

ててててて…。ばーん。

「わっ、みあこ」

部下1号は本をよんでた。

「あっ、みゃ〜こちゃん」

あやせは、ままごとせっとのお皿をならべてる。

うーーっす。部下1号、げんき〜?

「…部下じゃない」

すぱこーーん!!

「いてっ」

部下なのっ。

「えっ? りんくん、ぶか?」

なんか、あやせがかんがえてるみたい。

「あらあら、しゃちょーしゃん、いちゅもしゅじんがおせわになってまちゅ」

へっ?

「さぁさぁ、あ・な・た(はあと)。本ばっかりよんでないで、しゃちょーしゃんにごあいさちゅは?」

あっ、ままごとかー。りんが部下だから、あたしを社長だと思ったのね。

「やれやれ、みあこしゃちょう、いらっしゃい」

おっ、りんがやけにすなお。へんなの〜。

「しゃちょーしゃん、せまいいえでちゅけど、どうぞ〜♪」

うん、おじゃましまーす。

「それで、しゃちょーしゃん、きょうはどんなごようでちゅか?」

あのね、部下1号をてーさつにきたの。部下1号、なに読んでるの?

「まんが日本のれきし11かん」

ふぅ〜ん、おもしろいの?

「うん。れきしをべんきょうすると、“しょかつりょうこーめー”みたいな、ぐんしになれるんだ」

ぐんしってなに?

「えと、しゅくんのために、さくせんをかんがえて、たたかいに勝たせる人」

そっか、部下1号はあたしのために、さくせんをかんがえるのね。えらい。

「…べつにそうゆうつもりじゃ」

「あらあら、あ・な・た(はあと)、いけまちぇんよ。しゃちょーしゃんのいうことは、ちゃんときかないと」

「…しょうがないなぁ」

おっ、えらいぞ、あやせ。うん、部下2号けってー。

「えっ?」

あたしは部下2号にめーれーするの。部下2号が部下1号にめーれーするの。

「はい、しゃちょーしゃん。部下2号がんばりまーちゅ」

「……ずるいぞ、みあこ」

うるさいの。くらえ『人格矯正君』!!

すぱこーーん!!

「いてっ。…ちくしょう。おれもけんどーでれんしゅうして、つよくなってやるからな」

ふふん。いいよ、いくらでもたたかってあげるもん。

「ぜったいに勝ってやるからなー」


部下1号もつよくなったら、あたしもうれしいな。

がんばれ部下1号。

つづく。


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