GT4 峠最強伝説


最強チューニングカー決定戦その3(1250万まで)



◇今回の出場マシン◇

スプーン S2000 '00(Cr. 8,500,000)
ニスモ スカイラインGT-R S-tune(R32) '00(Cr. 9,000,000)
トライアル セリカSS-U(ZZT231) '03(Cr. 10,000,000)
ニスモ スカイラインGT-R R-tune(R34) '99(Cr. 12,500,000)

さてお待ちかね。チューニングカーの祭典第三弾。
今度は1250万までの4台にご登場いただいた。
GT3でもおなじみの3台に加え、新顔のトライアルセリカとなかなか楽しみな顔ぶれだ。
さぁ、見るのと乗るのじゃ大違い。こいつらの真の実力、見せてもらいましょうか。


スプーン S2000 '00(Cr. 8,500,000)
駆動方式FR 最高出力275ps 車重1100kg
タイム 7'49.912 無限S2000の7'59.274、アミューズ(印税)S2000の7'53.802とくらべ、やはりタイムは速い。
最高速は250キロ。
まぁ、チューニング内容を見てもマフラーとサスペンションがセミレーシングと若干こっちのほうが上なのだ。
走りの感じはどっちかというと無限に近い。安定志向の足。
なかなか滑らないんだけど、結構リアタイアがよく鳴るんだよなぁ。
多分これ以上のスピードで進入すると、危ないぞ、ということなんだと思う。
そういう意味でもリアタイヤが鳴らないように走れば、まずクラッシュしないだろうな、というマシン。
楽しさ ☆☆☆☆ そりゃもう、ベースマシンがいいんだから、楽しくないわけがない。
一番の売りは10000回転まで回るエンジンだろうけど。
車重が軽いので、エンジンもどこまでも回ってくれそうなフィーリング。
これはかなりいい感じ。
足もいいし、自由自在に走れる人馬一体感は高い。
エンジン ☆☆☆☆☆ 程よく軽い車体と相まって、数値以上によく走る印象。
8000回転を超えてからも、タコメーターが一気にブン回って10000回転オーバーへ。
そのときのサウンドがなんとも素晴らしい。
うまくシフトダウンしてやると、ヒール&トゥの「ブオン、ブオン」という音が、またいい感じなのだ。
シフトダウンが楽しいマシン、ってのはなかなか貴重ではなかろうか。


ニスモ スカイラインGT-R S-tune(R32) '00(Cr. 9,000,000)
駆動方式4WD 最高出力409ps 車重1500kg
タイム 7'34.178 R32なんだけど、年式は2000年と、何気に新しい。
同じニスモのR34は99年式だから、なぜか逆転してます(笑)。
マフラーとサスがセミレーシングなのはこのくらいの値段のチューニングカー標準のようだ。
さて、さすがに400馬力オーバー。タイムは出た。
最高速も275キロとさすがの数値。
それに、何と言ってもこのマシンは乗りやすかった。
乗りやすい、というか、とにかく扱いやすい。ミスしても致命傷になりにくい安定性があるし、ニュルを速いペースで周回できそうな感じ。
直感的に、いいマシンだ、とすぐ分かる。
楽しさ ☆☆☆☆ もちろん1.5トンもあるのでライトウェイトのような軽快な走りは楽しめないが、地に足が付いた感じで、とにかくしっかり感が違う。
サスペンションもかなりやわらかめのようで、ブレーキングで結構車体が沈む代わりに、縁石や路面のでこぼこを乗り越えたときの衝撃をキッチリ消してくれるので、乗り心地は極上。
“S-tune”はワインディングに照準を絞っているらしいので、なるほどニュルとの相性がいいわけだ…。
エンジン ☆☆☆☆ これもいいよ。ミッションが5速なので、多少ワイドなギア比だけど、それを感じさせないくらい、どっからでも加速してくれる。
音も元気だし、さすが。
しかし、ナレーションを聞いていたらR34用の6速ミッション搭載、と言っていたが…、はて?


トライアル セリカSS-U(ZZT231) '03(Cr. 10,000,000)
駆動方式FF 最高出力285ps 車重1140kg
タイム 7'56.646 マフラーはレーシング、サスはセミレーシング。
しかしなんだな、乗ってびっくりだな、こいつは。
…ええと、FFのくせに物凄いオーバーステアです。
進入でも、立ち上がりでも、どこでも行っちゃいます。
こんなに簡単にスピンするFF初めてかもしれない。
ベンチマークのスウェーデン十字路に220キロくらいで進入したらリアが滑り出してあっという間に吹き飛びました。
このマシン、危ない…。
でも、速いんだよなぁ。まともに周回したらFFなのにあっさり8分の壁を破ってしまいました。
最高速253キロ。
ま、パワーあるし…。
楽しさ ☆☆☆☆☆ ある意味こんなに楽しいFFは他に無いだろうね。
言うなればこいつはD1マシンみたいなもんで、Fドリ車として乗るなら超一流かもしれない。
しかし、ニュルみたいなところに持ち込んだら、正直命がいくつあっても足りない。
こいつをスピンさせずに全開走行するには、結構腕が必要。
ただ、これだけのハイパワーFFなのに、ほとんどアンダーを感じないのはすごいかもしれない。
チューナーというのは、メーカーには決して作れない、キャラクターの立ったマシンを提供するというのが売りなのだから、ある意味こいつは理想的なチューニングカーといえる。
ここまでいろんな意味ですごいFFは初めてだ。
スプーンシビックもこいつの前ではおとなしく感じてしまう。
というわけで、こいつのキャラ立ちに敬意を表してあえて☆5つ!
エンジン ☆☆☆☆ かなりパワフルで、かなり過激なサウンドを放つ、かなり力の入ったエンジンだ。
この過激なマシンにぴったりといえる。
私は気に入りました。


ニスモ スカイラインGT-R R-tune(R34) '99(Cr. 12,500,000)
駆動方式4WD 最高出力458ps 車重1560kg
タイム 7'27.711 こいつはねぇ、…楽。
ほんとに楽。
もう自分で運転しててもだんだんリプレイを見ているような気になるくらい、楽。
ニュルを勝手に走る魔法のじゅうたんに乗っている気分。
…ま、走っているうちに眠くなってきて、朦朧としながらもこんなタイムが出たってことで、そんな感想をいだいてみました。
最高速は278キロ。
とにかく、挙動が乱れても、すっと立て直せる。この辺の安定感はさすがGT-Rですわ。
楽しさ ☆☆☆ あまりにも簡単にタイムが出るので、多分誰が乗っても速く走れるマシンなのだろう。
完成度が高すぎるというか、それが逆に個性をスポイルしてしまっている。
そして、こいつの場合、自分が操っている、というより、マシンに乗せられているような気がしてならない。
酒は飲んでも飲まれるな(何か違う)
エンジン ☆☆☆ R32のほうがずっと個性的。
そうか、音がいまいちだから眠くなるのか…。
ま、パワーはあるんだけどね。



総括

まぁ、思いがけず面白かったのはトライアルセリカ。
今回の掘り出し物賞をあげましょう。
ニスモの2台はさすがの完成度。
GT3でも乗ったけど、今回も非常に楽にタイムが出せるマシンに仕上がってます。
スプーンのS2000もさすがに軽いだけあってタイムは出ました。
楽しいけど、印税S2000程のインパクトは無いかな…。
今回乗った中で言えば、あえてR32をお勧め。
ブレーキング時に車体が沈むので荷重移動の練習に、どうぞ。
FF乗りの道を極めたいならトライアルセリカ。左足ブレーキングとパーシャルで車体を安定させる練習に、どうぞ。
進路クリアー。コアスプレンダー発進、どうぞ。


おまけ。
嵐を呼ぶAIレーサー、直江B続にも走らせてみました。
マイペースで走らせて、1周目に出たタイムで比較。

スプーンS2000:8'13.135
ニスモR32:7'59.779
トライアルセリカ:8'13.689
ニスモR34:7'52.610

おおっ、ついにB続も8分の壁を破ったか。ニスモの2台はさすがのポテンシャルだな。
そして、B続はセリカとS2000でほとんどタイムが変わらないか。
前回もそうだったが、FRとFFのタイム差があまりつかないのだな。
参考までに前回までの結果も載せておく。
TRDセリカ:8'41.553
スプーンフィット:9'18.913
チェイサー:8'23.773
“印税S2000”:8'16.732
Z S-tune:8'16.156
オペラZ:8'01.007
インテR:8'43.259
シビックR:8'26.804
無限S2000:8'26.606

この企画、まだまだ続くぞ。



“戸隠の赤い彗星”参上。運転席からオーラが立ち上ってます。


ご意見、ご感想、次に走り比べて欲しいマシンのリクエストなどありましたら、総合掲示板まで。

実車での活躍は『嵐を呼ぶレース参戦記』をご覧ください!

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