GT4 峠最強伝説


最強チューニングカー決定戦その1(500万まで)



◇今回の出場マシン◇

トヨタ モデリスタ セリカ TRD スポーツM(ZZT231) '00(Cr. 2,550,000)
スプーン フィット '03(Cr. 5,000,000)
トムス X540チェイサー '00(Cr. 5,000,000)
アミューズ S2000 ストリートバージョン '04(Cr. 5,000,000)

さて、お待ちかね。峠最強伝説といえば本来はチューニングカー乗り比べ。
その元祖に立ち返り、いよいよGT4に登場するチューニングカーを順番にインプレッションしていこう。
まずは500万までと、値段の安いほうから4台。
さぁ、結果は見えている気がするが(笑)、一体どんな評価が待っているのだろうか?


トヨタ モデリスタ セリカ TRD スポーツM(ZZT231) '00(Cr. 2,550,000)
駆動方式FF 最高出力200ps 車重1140kg
タイム 8'25.535 デフォルトでスポーツのソフトを履いているし、サスペンションとマフラーもスポーツ。
チューニングといえばそれくらいのライトチューン。
さて、肝心の走りだが、実に安全。
速度域も低く、しかもタイヤが鳴るタイミングが限界よりだいぶ前なので、決して無理をしない走行に徹することが出来る。
つまりニュルのような命知らずなコースを、無理せず安定して走ることが出来る、というわけだ。
しかも、アンダーが出て曲がりきれないかも、というタイミングでもアクセルを抜くとすっと曲がってくれるのも高評価。
というわけで、このタイムは1回目の走行で出たもの。満足したので1周で終了。
楽しさ ☆☆☆ FFマシンとしてはかなり完成度は高いと思う。
タックインでよく曲がるし、変なアンダーも出ないのでストレスは無い。
ただ、きっと誰が乗っても同じようなタイムが出るんだろうな、という気もする。
低リスク走行で全損率の低い(と思われる)マシンなので、自分の知らないサーキットに持ち込んで、コースを覚える、なんて用途には結構いいかも。
エンジン ☆☆ 音は…あまり印象に残らない。
最高速も219キロ。非力と言うのは酷だが、でも若干不満。
多少のエンジンチューンをしてから乗りたいかも。


スプーン フィット '03(Cr. 5,000,000)
駆動方式FF 最高出力126ps 車重990kg
タイム 8'48.070 レーシングスーパーハード、スポーツマフラー、レーシングサスペンション、トランスミッションもフルカスタマイズ。
ノーマルのフィットにこれらのチューニングをするだけで500万を超えるだろう。
そういう意味で、こいつは物凄くお買い得なマシン。
とはいえ、ニュルでタイムを出すにはさすがにパワーが足りない…。
ギアは5速だが、このコースだと200キロに届く前にレブに当ってしまいそれ以上速度が伸びない。
最高速は198キロ。
ただ、グリップが高く、かつ車重が軽いので非常にブレーキが効くし、タックインや左足ブレーキで物凄く曲がる。
限界も高く、ベンチマークの各コーナーをことごとく全開でクリア。
狐のパイプすら全開だったのは痛快だ。
楽しさ ☆☆☆☆ スピードは遅いけど、レーシングカーなのだから楽しいよ。
特に通常のマシンじゃありえないくらいにいろんなところを全開でクリアできる。これが愉快痛快だ。
まぁ、欲を言えばもっとパワー。
足回りも結構しなやかで、縁石も全然平気で使えます。
エンジン ☆☆☆ というわけで、音は非常にいいが、やはりニュルを走らせるにはパワーが足りない。
コースとの相性の面で減点されたが、それこそGT4Pのようにイタリア市街地やアマルフィ、モナコあたりに持ち込めば、きっとこれくらいのパワーでも相当楽しめると思う。


トムス X540チェイサー '00(Cr. 5,000,000)
駆動方式FR 最高出力320ps 車重1490kg
タイム 7'59.134 タイヤはスポーツソフト、マフラーとサスペンションがスポーツ。
1周目でいきなり8分切り。
満足したのでそれで終了。
さて、このマシンのいいところは乗り心地。
ニュルを走っていることを忘れるくらい、路面のゴツゴツをしっかり吸収してくれるし、縁石も平気で乗り越えられます。
レーシングカーの硬いサスでは味わえない感触だ。
最高速は246キロ。
楽しさ ☆☆☆ 大人のマシンって感じ。
決して暴れず、スムーズに走行させてくれる。
車重も結構あるので下り坂なんかだとちょっとブレーキが効きにくい気もする。
まぁ、キャラクター的に言っても、乗り手をわくわくさせるようなスポーツ走行は期待できないかな。
エンジン ☆☆☆ 重いマシンをちゃんと加速させる強い心臓だ。
ただし、音はあまり気に入らない…。


アミューズ S2000 ストリートバージョン '04(Cr. 5,000,000)
駆動方式FR 最高出力254ps 車重1190kg
タイム 7'53.802 まず、このマシンのカラー選択で、「ニュルブルクリンブルーメタリック」というのがあったので、迷わずそれにした。
まぁ、ベースのS2000にもある色なので、特に珍しくは無いが、名前がいいじゃないか(笑)
チューニングとしては、マフラーとサスペンションがスポーツ。タイヤはスポーツソフト。
さて、それだけでどれくらい楽しいマシンになっているか、というと、これがもう大変ですぜ旦那。
詳しくは下に書いたが、参った。すごい。やられました。
タイムもあっさり8分を切ってるし、いや〜、いいマシンだこいつ。
ちなみに、最高速は246キロ。
ただ、途中からリアを滑らせるのがあまりに楽しいので、タイムアタックではなく、単なるドリフトドライブになってしまいました(笑)
多分こいつの本来のポテンシャルならあと5秒は軽く縮まるでしょう。
楽しさ ☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆
さて、肝心の走りだが、敢えて断言すると、これまで乗ったマシンの中では、こいつが一番ニュルを楽しく走れます。
魔王S2000よりアウディA4ツーリングカーより、こいつは楽しい。
理由を説明しよう。
こいつに乗ると、“ゴッドアーム”城島俊也の気分を味わえます。
…この説明だけで分かってくれる人は頭文字Dをよく読んでいる人。
さらに詳しく書くと、このマシンだと、ほとんどハンドルを切らなくてもニュルをスイスイ走れちゃいます。
例えばこいつの兄貴分の魔王S2000は非常に限界が高く、ちょっとやそっとじゃリアが出ないニュートラルステアが気持ちいいマシンなのだが、こいつは逆。
とにかくコーナーの入り口から出口まで弱オーバーステアの姿勢を簡単に作れてしまうのだ。
つまり、限界が低く、すぐにリアが滑り出すんだけど、滑ったあとでのコントロール性がめちゃめちゃ優れている。
ということは、コーナーへのターンインでちょっときっかけ作りにステアリングを切り、リアが流れ出したら、あとはアクセルワークでスライド量を調節してやれば、理想的なゼロカウンタードリフトの出来上がり、というわけだ。
ステアリングのフィールもいいし、本当に走りに没頭できるマシンだ。
そんなわけで、こいつのリプレイを見返すと実に美しい走りが撮れているではないか。
タイヤの舵角がほとんどないのだ。そのくせリアが適度にスライドして、コーナーをミズスマシのように駆け抜けていく…。
走って楽しい、そしてその走りを見て二度おいしい。最高に魅力的なマシンだ。
印税で買いたいなぁ(笑)

なお、この楽しさはGTF-Proで無ければ味わえない特権です。あしからず。
エンジン ☆☆☆☆☆ もう、こっちも満点。
もともとの素性も完璧なのに、さらに魅力的なサウンドに仕上がっている。
文句なし。どうせなら実車で乗ってみたい…。



総括

ある意味予想通りの結末だが、アミューズS2000の楽しさは、予想をはるかに超越していた。
これはもう、どこのサーキットに持っていっても極めて楽しいひとときを送れそうだ。
まさにチューニングカーの鑑。お手本。よっ、日本一!
とりあえず、R1が“魔王S2000”なのだから、こいつにも何かいい愛称をつけてあげたい。
どうせ今後いろんなところでベンチマークになるだろうし、引き合いに出されることも多いだろうし…。
というわけで、雨続海岸でのこいつの呼称を決定。






印税S2000


たくさんの夢を与えてくれるマシンである(いろんな意味で)

おまけ。
嵐を呼ぶAIレーサー、直江B続にも走らせてみました。
マイペースで走らせて、1周目に出たタイムで比較。
TRDセリカ:8'41.553
スプーンフィット:9'18.913
チェイサー:8'23.773
“印税S2000”:8'16.732
さすが、印税S2000だ。やっぱり速い。

この企画、まだまだ続くぞ。



城を右手に、しばしVTECサウンドに酔いしれる。至福の2km。


ご意見、ご感想、次に走り比べて欲しいマシンのリクエストなどありましたら、総合掲示板まで。

実車での活躍は『嵐を呼ぶレース参戦記』をご覧ください!

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