GT4 雪上最強伝説


ディーラーで買える最速ラリーカー決定戦



◇今回の出場マシン◇

トヨタ カローラ ラリーカー '98(Cr. 75,000,000)304ps、1230kg
シトロエン クサーラ ラリーカー '99(Cr. 75,000,000)299ps、960kg
フォード フォーカス ラリーカー '99(Cr. 75,000,000)304ps、1230kg
プジョー 206 ラリーカー '99(Cr. 75,000,000)305ps、1230kg
三菱 ランサーエボリューションY ラリーカー '99(Cr. 75,000,000)304ps、1230kg
ヒュンダイ アクセント ラリーカー '01(Cr. 75,000,000)304ps、1230kg
スバル インプレッサ ラリーカー '03(Cr. 75,000,000)351ps、1230kg
三菱 ランサーエボリューション スーパーラリーカー '03(Cr. 125,000,000)327ps、1230kg

というわけで、これらは全てディーラーで買えるものである。
プレカーでもらえるマシンはこの後に譲るとして、まずはお金を出せば買えるマシンのうち、どれが一番速いのか、どれが一番楽しいのか、徹底チェック。


トヨタ カローラ ラリーカー '98
駆動方式4WD 最高出力304ps 車重1230kg
タイム 2'18.981 速いかどうか、現時点ではよく分からない。
後続のマシンのアタックを待ってみよう。
参考までに、スーパーライセンスのシャモニーのゴールドタイムは2'26.000。
それよりは速い。
楽しさ ☆☆☆ まぁ、まずは最初の1台ってことで、ベンチマークにさせてもらおう。
普通に楽しい。普通に走れる。
個性がないのが個性というか、中庸かつ無難にまとめたマシン。
ドリフト ☆☆ ブレーキングドリフト、或いはアクセルを離しての慣性ドリフト、どちらも機敏にリアが出る感じではない。
全体的にまったりしている。
こちらの操作に、ごくわずかだが、ワンテンポ遅れてマシンがついてくるような感じ。
ターマック区間でのドリフトは、はっきり言ってやりにくい。
スノー路面では、まずまずの動きを見せるが、それでも私を楽しませるにはちょっと能力不足かな…。


シトロエン クサーラ ラリーカー '99
駆動方式FF 最高出力299ps 車重960kg
タイム 2'36.467 まぁ、予想通りの遅さ。
このマシンはGT3でも酷評したが、案の定、GT4でもそのままだった。
とくに(私の予想だが)GT4ではダート、スノーの路面のミューがGT3よりさらに低くなっている為、FFの駆動方式では、ちっとも前に進まない。
ただ、体感的にはFFとは思えないほどよく曲がる。
そこだけ高評価。
楽しさ ☆☆ 後輪駆動車でリアタイアがホイールスピンするのは許せる。
だが、前輪駆動車でフロントタイヤがホイールスピンするのは、駄目である、不許可である、認められないのである。
特に路面が滑りやすいスノーロードでは、空転してちっとも加速してくれない。
結果、全然タイムは出ない。
人間TCS(右足)でのコントロールでも、駄目だった。
そこがかなりフラストレーションがたまるため、点数は抑え気味。
ドリフト ☆☆☆☆ 意外に高評価。
というのも、ブレーキングでも、そして慣性ドリフトに持ち込んでも、実にリアがよく出てくれる。
簡単にオーバーステアの姿勢を作れる点は、結構気分がいい。
これでもう少しトラクションがあれば…。
ちなみにターマックでも簡単にドリフトの姿勢に持ち込める。
というわけで、低速くねくね区間は結構走れちゃうもんである。


フォード フォーカス ラリーカー '99
駆動方式4WD 最高出力304ps 車重1230kg
タイム 2'16.722 このマシンはタイムじゃない。扱いやすさと楽しさ、これが抜群。
正直、GT3のときはパッとしないマシンだな、と思っていたが、今回はその評価が覆りました。
コースとの相性がよかったのか、とにかくいい感じで走れる。
タイムもカローラより速かったし、これはお勧めかも。
楽しさ ☆☆☆☆☆ 楽しかったです。
結構意のままに操れるし、失敗してもその後のフォローがしやすい感じ。
ターマックでもドリフトに持ち込みやすい点もいいね。
もちろん雪上でのトラクションの良さもいい感じ。
ドリフト ☆☆☆☆☆ これは非常にドリフトがやりやすいマシンだ。
ちょっとフロントに荷重を移して、くいっとステアリングを切り込むと、どこでもオーバーステアに持ち込める。
ドリフト状態のキープもしやすいし、アクセルワークでのアングルの調整も簡単。
う〜む、今のところ非の打ち所がないな…。
ただ、もうちょっとパワーがあればターマックでもパワーオーバー状態を維持できて、楽しい走りが出来そうなのだが…。
雪面でのドリフトコントロール性は、抜群です。


プジョー 206 ラリーカー '99
駆動方式4WD 最高出力305ps 車重1230kg
タイム 2'15.749 なんとも、これは、さすがというべきか…。
GT3のラリーカーで、私が一番高評価を与えていたのが、この206なのだが、やはりこいつはすごかった。
多分フォーカスと比べるとエンジンのよさがこいつのほうが上なんだろう。
操作性とかは互角でも、エンジンのパワーの出方というか、走りやすさはピカイチだ。
楽しさ ☆☆☆☆☆ 満点だなぁ…。
とにかく楽しいもの。
向きを変える、って点でも自由自在。
ドリフトでも存分にマシンを振り回せる。
…困った、これまた非の打ち所がない。
しいて言えば、振り回しすぎて雪壁やガードレールにおしりをぶつけ気味になってしまうことぐらいかな。
ドリフト ☆☆☆☆☆ ターマックが最高。
スノーでは若干ピーキーにすら感じるくらいどこでもリアを出せる。
ダート路面を離れ、普通のサーキットで走らせても、こいつは楽しい。
はっきり言ってドリフトのしやすさで比較すれば、D1マシンより、これでしょう。


三菱 ランサーエボリューションY ラリーカー '99
駆動方式4WD 最高出力304ps 車重1230kg
タイム 2'16.439 思えばGT3で私が一番たくさん乗ったのが、このマシンだった。
タヒチメイズをこれで何百、何千周と走ってドリフトの腕を磨いたものである。
そんな、手足のようになじんだマシンだけに、乗ってすぐに自由自在に振り回せる。
だが、思ったほどタイムは伸びず。
どうも、全体的にライバルと比べ加速が鈍いような気がする。
トラクションが足りないのだろうか…。
楽しさ ☆☆☆☆ 残念ながら、体感的に遅さを感じてしまうため、それが足を引っ張って、点数が伸びず。
昔はこのマシンが最速と思っていたが、やはり最新のものには勝てないのか…。
ただ、よく曲がる特性はGT3と一緒。
あとはパワーとトラクションが欲しい。
ドリフト ☆☆☆☆ 特に超低速のヘアピン九十九折り区間では、抜群のコントロール性を見せてくれる。
だが、中低速区間では微妙にリアが流れすぎるし、立ち上がりの加速が鈍い。
ドリフトへのきっかけ作りはやりやすいのだが、タイムが出ないのが痛い。
派手なドリフトをやろうと角度をつけると、失速してしまう点もマイナス。
このマシンは小さく小さく回ったほうが速い。


ヒュンダイ アクセント ラリーカー '01
駆動方式4WD 最高出力304ps 車重1230kg
タイム 2'18.208 決して速いマシンではない。
そして飛びぬけた個性があるわけでもない。
ということで、特にこのマシンをお勧めする理由は見当たらない。
ま、カローラといい勝負ってことで。
楽しさ ☆☆ 206に乗ったあとだから感じるのかもしれないが、全体的に、物足りない。
どこが? といわれると、「全体的に」と言うしかない。
微妙に乗りにくく、微妙に失敗しやすい感じ。
つまり、上手に走りにくいのだ。
エンジンの音は結構いいんだけど、パワーの出方は206のほうがずっといい。
ドリフト ☆☆ オーバーステアに持ち込めるのだが、そのあとでマシンが思うようにコントロールできない。
206と同じ感覚でコーナーに飛び込むと、外へ外へとはらんでアウト側の雪壁に接触してしまう。
ということは、絶対的なコーナリングスピードの限界が低いのか?
もう少し練習すれば上手に扱えるようになるかもしれないが、5周では無理だった。


スバル インプレッサ ラリーカー '03
駆動方式4WD 最高出力351ps 車重1230kg
タイム 2'14.627 乗った瞬間から分かるくらい、これはいいマシンだ。
とにかく抜群に安定しているし、トラクションの化け物だ。
どんな状態に陥っても、とにかくスピンしない。
失敗してもすぐに立て直せる。
素晴らしい。
タイムも一番時計を叩きだしたが、しかし気になるの馬力。
351psって、レギュレーション大丈夫なの?
楽しさ ☆☆☆☆☆ やばいなぁ、満点ばかりじゃないか。
しかも、どれが一番というわけではなく、どれもいいんだな、これが。
このマシンのよさはどれだけ振り回しても、マシンがちゃんと追随してくれること。
そして、それでいて速いこと。
ラリーカーの入門用に最適だろうし、ベテランがタイムをねらうにも、やはりこれが一番速いだろう。
う〜む、隙なし。
スペシャルコンディションレースで勝てない場合、これを使おう。
ドリフト ☆☆☆☆☆ これもばっちり。
ただし、安定志向が強いので、ターマックでは上手にやらないとすぐアンダーが出る感じ。
振り回すには、若干の腕が必要かも、
これでもか、ってオーバーに持ち込んで、豪快にドリフトを決められるマシンだ。
ダートで見栄えのするリプレイを作るなら、これが一番かな。
ただし、普通のサーキットに持ち込むと、きっとアンダーが出まくって楽しくないんだろう。
戦う場所を選んで楽しもう。


三菱 ランサーエボリューション スーパーラリーカー '03
駆動方式4WD 最高出力327ps 車重1230kg
タイム 2'14.974 いやいや、これまた速い。
さすがお値段も一番高いだけある。
このマシンは、“曲がり”がすごい。
ハンドルを切れば、どこからでもぐんにゃり曲がってしまう感じ。
ハイテク武装のなせる業なのか、とにかくびっくりである。
トラクションではインプレッサに劣っているが、全体的な戦闘力ではほぼ互角だろう。
さすが、ランエボ。
楽しさ ☆☆☆☆ でもまぁ、完全に趣味の問題なのだが、私はインプレッサの乗り味のほうが好きなので、あえて差をつけてみました。
この辺はもう、個人のお好みで、どっちに乗っても満足出来るでしょう。
ターマックでは、こっちのほうが乗りやすいかも。
ドリフト ☆☆☆☆ 気になったのは、よく曲がるおかげで、あえてドリフトに持ち込まなくても、弱アンダー気味に走ったほうがタイムが出るんじゃないか、ってこと。
豪快に振り回したほうがタイムが出るマシンと、そうでないマシン。
ドリフトの腕を磨くなら、前者でしょ?
ま、速さを求めるなら、これも自分と相性のいいほうを選べばいいってことで。



総括

とりあえず、どのマシンでも楽しかったのは、つまるところドリフトが楽しいからである。
ニュルをひたすら走るのもストイックでいいが、どうやら私はシャモニーのほうが好きなようだ。
GT3でもタヒチメイズを一番走りこんだが、今回はやはりニュルよりここか…。
どのマシンに乗ってもそこそこ楽しめるので、この企画、もう少し続けてみよう。
ちなみに、今回乗ったマシンで言えばインプレッサと206がやはりお勧め。
楽しんでみて。


この企画、まだまだ続くぞ。



ターマックでも、自由自在。
ご意見、ご感想、次に走り比べて欲しいマシンのリクエストなどありましたら、総合掲示板まで。

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