GT4 峠最強伝説


乗りそびれていたレーシングカー対決その1



◇今回の出場マシン◇

日産 ファルケン☆GT-R レースカー '04 508ps 1360kg 4WD
三菱 FTO スーパーツーリングカー '97 430ps 980kg 4WD
ルノー ルーテシア ルノー・スポール トロフィー V6 24V レースカー '00 298ps 1150kg MR
スバル インプレッサ スーパーツーリングカー '01 421ps 1030kg 4WD
トヨタ アルテッツァ ツーリングカー '01 306ps 1000kg FR

ツーリスト・トロフィーも発売になり、いよいよユーザーのGT4離れも進みそうな今日この頃。
しかし、私にはまだGT4でやり残したことが多い。
そのひとつが、すべてのレーシングカーの乗り比べだ。
これまであれやこれやと『GT4 峠最強伝説』でインプレッションしてきたが、どうしても選から漏れたマシンが出てきてしまっていた。
そこで、全3回にわたって、まだ乗っていないレーシングカー特集を実施するぞ。
第一回目はご覧の5台。
ちょうどGT300クラスと勝負させたいアルテッツァとルーテシア、そして4WDレーシングカーの中堅どころが3台。
なかなか楽しみな取り合わせだ。
さてさて、最速はどのマシンだろうか?
そして、今回からは全マシンのフォトを掲示板で募集しました。
ありがたいことに、5台すべての投稿が揃いましたので、めでたく公開と相成りました。
次回以降もぜひぜひフォトをお寄せくださいませ。


投稿者:R さま
撮影場所:ラグナセカ・レースウェイ
ルノー ルーテシア ルノー・スポール トロフィー V6 24V レースカー '00
駆動方式MR 最高出力298ps 車重1150kg
タイム 7'29.809
7'25.928
7'23.820
デフォルトで履いているのはR1タイヤ。
最高速は254キロだが、そこでレブに当たったのでもう少し伸びそう。
スウェーデン十字路も一旦レブに当たってスピードが落ちたところで進入したので、246キロくらいでの旋回。もちろん全開。
しかし、正直このタイムは期待はずれ。
GT3のときはこのマシンをずいぶん愛用していたが、もうちょっと速くて楽しいマシンだったような…。
このクラスはGT4になって層が厚くなったから、相対的に地位が下がったのかな。
楽しさ ☆☆☆ まさにレーシングカーの入門車。よく曲がり、よく止まる、扱いやすい一台。
しかしながら、進化したGT300クラスのマシンと比べると、力不足は否めない。
個人的には、このマシンの外見はとってもキュートで好きなのだが、悲しいかなタイムが出ない。
足回りも縁石には乗れるけど、路面の悪いところでデコボコを拾うので、それほど完成度が高くない感じがする。
ただ、リアのトラクションは凄く高いので、安心して乗っていられるのは好感触。
エンジン ☆☆ 3リッターの自然吸気V6エンジン。
一応298psを捻り出しているが、数値より気持ち的にちょっと力不足かな?
音もそれほど個性的ではないので、走っていてもあまり気分も高揚しない。
外部視点のリプレイを見ても、それほど迫力ないし。
あれ…。やはり乗る前に抱いた期待と比べると、がっかり感が先にたっているのかな…。


投稿者:哀戦士 さま
撮影場所:ツインリンクもてぎ
トヨタ アルテッツァ ツーリングカー '01
駆動方式FR 最高出力306ps 車重1000kg
タイム 7'12.101
7'06.829
7'04.252
こいつもR1タイヤ。
2キロストレート後の最高速は261キロだが、それを4速で記録(笑)
ギア比がワイドすぎです。
スウェーデン十字路も4速265キロでクリア。もちろん全開。コース上での最高速はここで記録。
結局このコースでは4速までしか使わないが、タイムはしっかり出た。
でも、ちょっともったいない。乗るときは真っ先にギア比をクロスしよう。
楽しさ ☆☆☆☆ ルーテシアと比べるとほぼすべての面でレベルが上だった。
エンジンのパワーの出方も、コーナリングスピードも、荒れた路面での安定性も。
負けてたのは唯一ギア比ぐらいか?
エンジンも10000回転までブン回る素敵仕様。いい感じです。
GT300クラスの面々と、互角以上の勝負が出来そう。
エンジン ☆☆☆☆ ある意味ホンダやBMWあたりが乗せてもおかしくないような、超高回転型NAエンジン。
音も結構いいし、最高速も出る。
もっとギア比をクロスにすれば、さらにこのエンジンのいいところを引き出せると思う。
ちょっとそこが残念だったので、星は4つ。


投稿者:白羽雪兎 さま
撮影場所:グランドキャニオン逆走
スバル インプレッサ スーパーツーリングカー '01
駆動方式4WD 最高出力421ps 車重1030kg
タイム 6'42.178
6'41.413
6'38.713
このマシンのデフォルトはR3タイヤです。
最高速は293キロ。
スウェーデン十字路はちょっとブレーキを踏んで265キロほどで通過。
タイムも想像以上に良かった。
楽しさ ☆☆☆☆☆ スペックで言えばオペル カリブラ ツーリングカー '94 といい勝負かな。
でも、こっちのマシンのほうがずっと速いし、ずっと楽しい。
4WDだけど、思ったほどアンダーも強くないし、抜群の安定性と結構な体感加速が魅力。
ブレーキングのときにも車体がぶれないのでニュルでも怖くない。
やっぱ足回りの完成度が高いのかな。悪路での安定性も高い。
ボクサーエンジンのサウンドも抜群なので、特に不満はなかった。
ふむ。いいマシンだ。GT4に登場するスバル車ではこれが最速だな。
エンジン ☆☆☆☆☆ パワーも出てるし音もいいわ。
ギアも程よくクロスしていて、ニュルとの相性もいいので、これといって文句はありません。
このマシンは大変気持ちよくニュルを駆け抜けられます。
やっぱインプレッサの素性のよさが生きてるのかな。


投稿者:アナベル・カトー さま
撮影場所:富士スピードウェイ
三菱 FTO スーパーツーリングカー '97
駆動方式4WD 最高出力430ps 車重980kg
タイム 6'41.286
6'38.379
6'34.898
なぜかR1タイヤを装着してます…。
デフォルトでの乗り比べが本来ですが、インプレッサとの比較をしたいので、R3タイヤに履き替えました。
最高速は297キロ。スウェーデン十字路は270キロくらいで通過。
結構なタイムが出ました。インプレッサよりも上です。
楽しさ ☆☆☆☆☆ 正直甘く見ていました。しかし、インプレッサよりもタイムが出たし、予想以上に楽しかったです。
ひとつには鉄壁の安定性を誇るインプレッサと比べると、FTOは若干コーナー進入時にオーバーステアが顔を出します。
それが、実にいい感じで楽しい。
コーナリングスピードもほんの少しだけど、こっちが上。
まぁ、性能はほとんど互角といっていいので、お好みで乗ってください。
エンジン ☆☆☆☆☆ ナレーションによるとランエボと同じ直列4気筒の2リッターターボエンジン搭載。
こいつの音もまた結構私好みです。
マシンが軽いので、加速もいいし、ギア比も合っているので、シフトも気分よく行えます。
ふむ。これまた☆5つですな。
想像以上の出来!


投稿者:R さま
撮影場所:クラブマン・ステージ・ルート5
日産 ファルケン☆GT-R レースカー '04
駆動方式4WD 最高出力508ps 車重1360kg
タイム 6'40.857
6'36.508
6'35.088
これまたデフォルトではR1タイヤを履いてました。なぜ?
やっぱり比較のため、R3タイヤに換えてからタイムアタック。 最高速は287キロ。スウェーデン十字路はちょっとアクセルを抜いて270キロでクリア。
タイムは…、う〜む、FTOとほとんど互角!
楽しさ ☆☆☆☆ これまた当初の予想以上に楽しかった。でもまぁ、FTOやインプレッサと比べると、車重の差はいかんともしがたく、若干のレスポンスの悪さを感じてしまう。
その点を鑑みて、星は4つ。
でも、4WD勢の中では足回りのしなやかさはこいつが一番。
確かにニュル耐久向けのマシンって感じがする。
しかし、思った以上にアンダーが出なかった。ブレーキを踏みつつハンドルを切り込むと、結構よく曲がるので、ほかのマシンとはちょっと違う、このマシンならではの乗り方をするといいかも。
もちろん、GT-Rならではのトラクションの良さは化け物クラス。
あくまで仮定だが、ニュルで雨が降ったら、今回対決した中ではこのマシンが一番速いんじゃなかろうか。
エンジン ☆☆☆☆ まぁ、この辺は気分の問題なのだが、インプレッサやFTOと比べると音は若干落ちるかな。
ただ、車重が300キロ重いのにタイムや各セクターでの速度はほとんど同じなので、さすがのパワーである。
ミッションもニュルとよく合っていて、こちらにも不満なし。



総括

えーと、結構意外でしたが、FTOが最速タイムをたたき出してました。
ぱちぱちぱちぱち。
それにしても、このクラス、これまで乗らなかったのが実にもったいないと思うほど、楽しいマシンが多い。
特にインプレッサとFTOはDTMマシン並みにニュルを攻められます。
非常に完成度高いですねぇ。
乗り比べ自体も久々だったので、非常に面白かったです。
やっぱ、まだまだGT4は遊びつくせませんね。


おまけ。
悲しみのAIレーサー、直江B続でも走らせてみました。
マイペースで走らせて、1周目に出たタイムで比較。
ちなみにスキルは9999点です。
ルーテシア:7'56.348
アルテッツァ:7'52.093
インプレッサ:7'11.627
FTO:7'01.552
ファルケンGT-R:7'09.790

うむ、B続が乗ってもFTOが最速。文句なしですな。
この企画、まだまだ続くぞ!

なお、今回素晴らしいフォトを提供くださったRさま、哀戦士さま、白羽雪兎さま、アナベル・カトーさまには、改めてお礼を申し上げます。
やはりインプレッション記事にそのマシンのフォトがあると、記事の見栄えが全然違いますね。
本当にありがとうございました!


ご意見、ご感想、次に走り比べて欲しいマシンのリクエストなどありましたら、総合掲示板まで。

実車での活躍は『嵐を呼ぶレース参戦記』をご覧ください!

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