GT4 クラス別最強マシン決定戦


国産4ドアスポーツセダン筑波決戦


さて、お待ちかねの新企画『GT4 クラス別最強マシン決定戦』がスタート。
最初の乗り比べはせっかくなので、普通にゲームを進めるにはあまり乗る機会が無い「4ドアセダン」にスポットを当ててみます。
日常の使い勝手とスポーツ走行での速さを両立したこのクラス。
速いだけのスポーツカーを卒業した大人たちが走りを愉しむためのクルマたち。
国産メーカーが誇るスポーツセダンの中で、果たして最速はどのマシンか。
いざ乗り比べです。

◇今回の出場マシン◇

トヨタ アルテッツァ RS200 '98 209ps 1340kg FR Cr.2,400,000
ホンダ アコードユーロR '02 220ps 1390kg FF Cr.2,530,000
日産 スカイラインセダン 350GT-8 '02 271ps 1550kg FR Cr.3,660,000
マツダ マツダスピードアテンザ '05 272ps 1500kg 4WD (プレカー)
スバル レガシィ B4 2.0GT スペックB '03 282ps 1430kg 4WD Cr.2,880,000
トヨタ アリスト V300 ベルテックスエディション '00 290ps 1680kg FR Cr.4,4550,000



スバル インプレッサセダン WRX STi スペックC(GD Type-U) '04 326ps 1370kg 4WD Cr.3,392,000
三菱 ランサーエボリューション [ MR GSR '04 327ps 1400kg Cr.3,398,000
(一応この二台も)


◇今回の舞台◇

この企画では毎回乗り比べを行う場所を変えながら進めて行きたいと思っています。
記念すべき第一回目の舞台は国産車のベンチマークサーキットである筑波です。
各マシンの挙動を掴むため、最初はコンフォート(N2)タイヤで4〜5周。
次にS2タイヤに戻してさらに4〜5周。それぞれのベストラップを記載します。


トヨタ アルテッツァ RS200 '98
駆動方式FR 最高出力209ps 車重1340kg
タイム (N2)
1'10.524

(S2)
1'07.040

今となっては出世してレクサスISになってしまったコンパクトなFRスポーツセダン。
こういうマシンを手ごろな価格で売っていたトヨタは素晴らしかったのに…。
現時点でのトヨタ車のラインナップだと、スポーツカーはMR-Sくらいだからなぁ。
ひとつ、若者をワクワクさせるような軽量コンパクト、かつ安価なFRマシン(21世紀のハチロク)を作ってくださいトヨタさん。
ってことで、恒例の定点観測はバックストレートと最終コーナー。
N2での最高速は160キロ、最終コーナーは103キロまで減速。
S2での最高速は162キロ、最終コーナーは116キロまでの減速でクリア。
一応これをこのあと乗るマシンのベンチマークに使おう。
楽しさ ☆☆☆ 209psとそれほどパワーは無いが、N2タイヤだと適度なオーバーステアが出てくれるので、結構楽しい。
もちろん派手なドリフトを維持できるほどではないので、最終コーナーをずっとタイヤを鳴らしつつゼロカウンターでクリアするくらい。
若干ブレーキが弱いと感じたが、まぁ、スポーツセダンならこんなものでしょう。
普通に乗りやすく、お手本のようなFR。
チューンすると結構楽しくなるのは、ワンメイクレースでもご承知の通り。
S2タイヤで走るとグリップに相当余裕がある感じ。雑に操ってもタイヤが粘るのでちゃんと走れてしまう。懐が深いね。
しかし、ノーマルだとアシが柔らかすぎるのか、ロール量が多いような…。
エンジン ☆☆☆ 直4の2リッターNAエンジン。
パワーを考えると、N2タイヤで走るほうが面白いかも。
エンジン音もおとなしい感じで、スポーツカーではなく、スポーティセダンのエンジン。
せっかくの6速MTだが、筑波だと2-3速がメイン。ぎりぎり最終コーナー手前で4速に入れるくらい。
もうちょっとクロスするともっと楽しくなるだろう。


ホンダ アコードユーロR '02
駆動方式FF 最高出力220ps 車重1390kg
タイム (N2)
1'11.855

(S2)
1'08.296

ちなみに私の某知り合いが乗っている車がこれ。
なのでこのマシンは実車に(後部座席だけど)乗ったことがあります。
大変乗り心地が良く、高速で走っても素晴らしく安定していたことに驚いたものです。
しかし、GT4ではあんまり速くない印象…。
N2だと最高速は161キロ、最終コーナーは101キロくらいまで落としてクリア。しかも、アクセルを全開に出来たのはかなり奥。
S2では最高速は同じ161キロ、最終コーナーは113キロに落として通過。全般的にアルテッツァよりコーナーで遅い。
まぁ、日常のアシにする分にはいいけど、コースに出るならもうちょっとチューンが必要ってことかな。
楽しさ ☆☆ 悲しいかな、FFという駆動方式の宿命とは言え、アクセルオンでドアンダー。
特にN2だとそれが顕著で、アルテッツァと比べ、明らかにコーナー出口でアクセルを全開に出来るポイントが奥のほうになってしまう。
エンジンのパワーはこちらが上だが、立ち上がりで全開に出来ないので、結果としてタイムでも負けてしまった。
ただ、S2タイヤに変えると、嫌なアンダーも解消し、特にブレーキングからターンインでの頭の入り方が物凄く良くなった。
ここの部分の挙動はかなり高評価。
エンジン ☆☆☆☆ レッドゾーンは8500からだけど、実は9000回転までブン回るVTECエンジン。さすがはホンダである。
2リッター直4のK20A型エンジンは、インテRやシビックRに積まれるものを若干改良して搭載しているとのこと。
そのせいか、音は若干落ち着いた感じになっている。
もちろんパワーの出方や高回転域でのタコメータの上がりっぷりは見事。
ギアも程よくクロスしていて4速までしっかり使える。
エンジンだけならアルテッツァに完勝なのだが…。


日産 スカイラインセダン 350GT-8 '02
駆動方式FR 最高出力271ps 車重1550kg
タイム (N2)
1'08.203

(S2)
1'04.221

11代目の新世代スカイライン。
驚きのエクストロイドCVT8速ミッション搭載。うにょんうにょん入ります。筑波でも5速まで使えていい感じです。
エンジンパワーも十分で、クロスしたミッションのおかげで立ち上がりの加速も結構なかなか。
最終コーナーの入り口のブレーキングがちょっと難しいが、アクセルを入れたときにアンダーではなくオーバーが出るのは好感触。
そのオーバーも急激なものではないため、程よくリアをスライドさせて最終コーナーを立ち上がることが出来る。これは楽しい。
全般的に速度域が上がったため、N2タイヤだと結構手前からブレーキを踏まなければならないのが玉に瑕。
バックストレートエンドでは172キロ、最終コーナーは104キロくらいまで落としてクリア。
S2タイヤだと、174キロ、最終コーナーで113キロくらい。
体感的にコーナーはアルテッツァより速い。
楽しさ ☆☆☆☆ 想像以上にちゃんとスポーツできるFRって感じ。
アルテッツァよりパワーあるし、ノーマル状態だとこちらのほうが楽しい。
思っているよりコーナーは速いし、オーバーステアの具合もちょうどいい。
ミッションもかなりクロスしてるし、変速にかかるショックもロスも少ない。これは素晴らしい。
上質な乗り味で、これはメルセデスベンツのスポーツカーです、と言われても違和感無いかも。
多分次のGT-RはこのマシンとZのいいとこ取りで作られるんだろうな。
エンジン ☆☆☆ 3.5リッターV6NAエンジン、VQ35DE搭載。
伝統の直6を捨てたスカイラインってことで、ずいぶん大人になった印象。
でも、このエンジン音はやっぱり控えめすぎる気がする。
パワーやトルクは文句なしだしミッションも良いので、もうちょっと元気なサウンドであればさらに高得点。


マツダ マツダスピードアテンザ '05
駆動方式4WD 最高出力272ps 車重1500kg
タイム (N2)
1'08.843

(S2)
1'05.456

このマシンだけプレカーだけど、現実ではもう普通にディーラーで買えるので比較してみます。
ちなみにマツダのHPで調べたところ、税抜き価格は2,880,000円から。
ってことは、値段の面からもスペックからも、レガシィに真っ向勝負のマシンってことがよくわかります。
スカイラインに乗った直後だけに4WDとFRの違いが顕著に分かって面白い。
アクセルオンでリア荷重にすると途端に曲がらなくなるので、2つのヘアピンではスカイラインよりさらに速度を落としてやらないと綺麗にクリアできない。
しっかり前荷重にしないとちっとも曲がってくれないので、ブレーキングの練習にいいかも。
ただ、S2タイヤにしたらこの前荷重にしたときの頭の入り方がすごいことに(笑)。
この猛烈なターンインは一度経験する価値あり。その分速く走るには慣れるまで時間がかかりますけど…。
ってことで、最終コーナー手前で170キロ、最終コーナーでは101キロまでスピードを落として回ってます。
S2タイヤだと171キロの113キロって感じ。
4WDでトラクションが良いので、あんまり直線での速度の伸びは変わらない。
楽しさ ☆☆☆ ブレーキの性能は多分スカイラインより上でしょう。よく止まります。
だけど、よく止まる分ブレーキを残してのコーナリングがやりにくい。
結果として、ヘアピンでは奥まで突っ込んで一気にブレーキをかけ、45キロくらいまで速度を落として小さく回って、一気に立ち上がるようなラインを使いました。
これはスカイラインのライン取りと全然違ってます。
…しかし、それでもスカイラインにタイムで負けたのが悔しい。
ある意味4WDの特性を学ぶにはお手本のようなマシンかも。
そこをわかっていれば、アンダー封じをしながら結構楽しく走れます。
なお、S2タイヤに変えると、さらに荷重移動による挙動の変化が顕著に…。
ブレーキに対する気の使い方はほとんどカートに乗ってる気分です。いい練習になりますな。
ただ、もうちょっと前後の荷重移動を穏やかにしたいので、チューンするときは車高を落とし、足を硬くしてから乗りたいところ。
エンジン ☆☆☆ 2300 DOHC DISI ターボ。新開発の直噴エンジン。
音だけ聞くと、そんなに個性的な感じは受けないし、ストレートでの最高速はスカイラインとほぼ同じ。
なんとなく、マツダの車って外見はかっこいいけど、エンジン(ロータリー以外)はいまいちって感じがする。
マツダの外見+ホンダのエンジンって組み合わせの車なら、私としては理想的かなぁ。
どちらにせよ、シャシーもエンジンもノーマルだといささか不満が残るので、このマシンはチューンして乗ろう。


スバル レガシィ B4 2.0GT スペックB '03
駆動方式4WD 最高出力282ps 車重1430kg
タイム (N2)
1'07.685

(S2)
1'04.857

4代目レガシィ。
N2タイヤでのタイムはスカイラインやアテンザに勝ちました。
やはりアテンザと同じ4WDだけど、荷重の変化がそれほど大きくないのが違い。
ブレーキは体感的にはアテンザより弱く感じたが、決してそれで乗りにくくは無い。
挙動そのものは、アテンザよりアンダーが強い気がするが、そこも乗り方次第でどうにでもなる。
バックストレートエンドで172キロ、最終コーナーは思い切って2速100キロくらいまで落としてから加速したほうが速いようだ。
S2だと、174キロの114キロ。基本的にこのマシンはタイヤを交換してもラインは変わらない。
ただ、S2だとスカイラインのほうがいいタイムが出ている。
楽しさ ☆☆☆ やはり4WDのスポーツセダンに関してはスバルに一日の長があった。
どこがどう、と詳細に説明するのは難しいのだが、アテンザよりもレガシィのほうが乗っていて楽だったし、結果としてタイムも速かった。
前後の荷重移動もマイルドだし、挙動が全然乱れないし、やはり完成度は高い。
しかし、サーキットを攻めるという点ではアテンザもブレーキングの練習が出来て面白かったが、レガシィは綺麗にまとまりすぎていて誰が乗っても同じって感じを受けてしまう。
言うなれば乗り手を選ばないマシンかもしれない。
しかし、タイヤのグリップが上がるとスカイラインより速いタイムは出せず。4WD車は筑波ではちょっと苦戦か?
エンジン ☆☆☆☆ 先代のレガシィと違いシングルターボとなった2リッター水平対向エンジン。
やっぱこれくらい個性的なサウンドを響かせてくれると乗っていて楽しい。
ただ、パワーやトルクといった面ではスカイラインやアテンザとそう大きな違いは感じられなかった。
もう、この辺は単純な好みの問題に帰結するかも…。


トヨタ アリスト V300 ベルテックスエディション '00
駆動方式FR 最高出力290ps 車重1680kg
タイム (N2)
1'08.763

(S2)
1'04.991

今となってはレクサスGSになってしまったアリストだが、遅い。
いや、タイムではなく体感的に物凄くかったるい。
ギア比がワイドすぎて1速75キロ、2速140キロくらいまで引っ張れる。
そのため筑波だと1コーナーや2つのヘアピンで1速まで落とすかどうか悩む。
しかも、落としても2速へのシフトアップがもたついてイライラするし、2速ホールドだと全然加速してくれない。
コーナリングスピードはそんなに遅くは無いのだけれど、とにかく動きが重いかな。
バックストレートエンドは170キロ、最終コーナーもインベタで103キロくらいまで落としてクリア。
S2タイヤだと多少かったるさは軽減。
バックストレートエンド173キロ、最終コーナー113キロくらいでクリア。
楽しさ 繰り返すが遅い。タイムではなく、感覚的に遅い。
N2での走りはなんというか、眠くなる。
マシンが大きく重く、動きがもっさりしているし、ギア比がワイドすぎてちっとも加速してくれる感じがしない。
まぁ、ハンドリングは基本的にアンダーもオーバーも出ない優等生な感じで、そこはトヨタっぽいのだが、つまり良くも悪くもトヨタのクルマ。
S2タイヤを履くとヘアピンを2速ホールドでいけるので、そこのところであまりストレスは感じずに済む。
ってことで、このマシンはグリップのいいタイヤで走ろう。
エンジン ☆☆ 3リッター直列6気筒ターボ。
う〜ん、ミッションのせいであんまり加速してくれないエンジンってイメージしかない。
マシンが重い分を差し引いても、それほど評価に値する印象は無いかなぁ。
ちなみにこのマシン、ノーマルだと驚きの4速ミッションです。
はっはっは…。これじゃ評価に値しませんな…。即座にミッションは交換しよう。


スバル インプレッサセダン WRX STi スペックC(GD Type-U) '04
駆動方式4WD 最高出力326ps 車重1370kg
タイム (N2)
1'05.159

(S2)
1'01.973

一応これも4ドアスポーツセダン(?)なので、余興で走らせてみました。
N2タイヤを履いても筑波を1分5秒台。しかし、非常に乗りにくい。
とにかくアクセルオンで超ドアンダー。絶対にスピンできないってくらいのアンダー。
なので、ひたすらコーナーは奥まで突っ込んでこれでもかと速度を落として、そっからドカンと加速するライン。
するとブレーキをどこで踏むかっていうのが物凄くシビアになってしまい、なかなかいいタイムが並ばない。
超上級者じゃないと安定して速いラップを刻めないマシンになっている。
バックストレートエンドで182キロ、最終コーナーはアウト側まではらむラインを使って98キロまで落としてクリア。
どうせならもっとリアタイヤのグリップを落として、オーバーステア気味のマシンにしたほうが乗りやすい気がする。
S2タイヤに替えると、途端に世界が変わる。加速番長からコーナーでもちゃんと速いマシンへゲッターチェンジ。
タイムもあっさり1分1秒台突入。ノーマルでこれって驚きである。
バックストレートエンド184キロ、最終コーナーはN2とは違うラインを通って、115キロでクリア。
楽しさ ☆☆☆☆ う〜む、さすがはWRC直結の反則マシン。世界最強の4ドアスポーツって感じ。
アクセルオンで挙動がアンダーになるので、いくらリアを振り回しても絶対にスピンしない。
筑波での走らせ方も、明らかに他のマシンとは別な要素が必要で、インプレッサに特化したテクニックを駆使しないとタイムが出ない。
ラインもちょっと変で、コーナーのRに沿って走るのではなく、コーナーの奥にクリップを取るようにして小さく回らないと駄目。
とにかく、加速はすごいのでそのパワーを発揮できるようにアンダー封じをしてタイムを出そう。
というわけで、まさしくこのマシンでしか体験できない“スペシャル”な走りを備えた一台だ。
世界中でもそのマシンにしかない個性こそ尊ぶべきかな。
エンジン ☆☆☆☆☆ どこまで進化し続けるのか、って感じの2リッター水平対向ターボ。
もう文句のつけようもございません。
ミッションも程よくクロスしてて筑波でも5速までしっかり使える。
こんなマシンが350万もあれば買える日本って素晴らしい。


三菱 ランサーエボリューション [ MR GSR '04
駆動方式4WD 最高出力327ps 車重1400kg
タイム (N2)
1'05.217

(S2)
1'02.263

タイム的にはインプレッサとほとんど互角。
しかし、乗り味は全然違う。特にヘアピンからの立ち上がりでアクセルを全開にすると変な挙動になる。
何というか、リアはスライドしてオーバーステアなのだが、カウンターステアを当てないでハンドルを曲がりたい方向に切ったままでも何事も無くクリアできてしまうのだ。
よくわからないけど、多分何らかの電子制御が効いているのだろうか。
というわけで、“カウンターを当てないオーバーステア”とでも呼称すべき変な走らせ方がランエボ乗りには必要らしい。
なんかマシンを操っているのか乗らされてるのかよくわからんなぁ…。
バックストレートエンドは182キロ、インプレッサと同じようなラインを通り、96キロまで速度を落として最終コーナーをクリア。
S2タイヤにすると、ラインがまた変わる。
結構ターンインで頭が入るようになるのでコーナーの入り口で普通のFRとかと同じようなラインで走れてしまう。
挙動もアンダーはあまり感じないが、かといってオーバーでもなく、ニュートラルってわけでもない。
とにかくよくわからないがタイムは出たってことで。
バックストレートエンドは184キロ、普通にインベタで最終コーナーをクリア。112キロくらいまで減速。
楽しさ ☆☆☆☆ なんというか、このマシンに慣れてしまうと、他の普通のクルマに乗れなくなりそう。
妙な挙動だけどタイムは出る。
インプレッサと比べると、とにかくアンダーを消そうという制御がされているのだろう。
その意味ではこのマシンも、これでしか味わえない走りが出来るのでそこを評価したい。
エンジン ☆☆☆☆☆ 進化と熟成を重ねたこの4G63ユニットは、インプレッサのエンジンと共に世界最強の2リッターエンジンと呼ぶのにふさわしい。
特にミッションがインプレッサと比べてもさらにクロスしているので、そのパワーをしっかり使いきれている感じ。
これまた特に文句もございません。



総括

インプレッサとランエボが速いのは当たり前だし、この二台は国産280psクラスでこそライバルと競わせるべきでしょう。
ってことで、それ以外の6台で見ると、新世代のスカイラインが存在感を示しました。
エクストロイドCVT8速ミッションの強み、コーナーでの速さと安定感には正直想像以上のものがありました。
逆に期待はずれだったのがアリスト。次のGT5ではレクサスブランドとして登場するのでしょうが、どれくらい速くなっているか、確かめたいものです。
ってか、このアリストとアルテッツァに加えソアラもレクサスブランドになってしまったわけで、もうトヨタブランドにスポーツカーどころか“スポーティカー”すらも無くなってしまったのでは?
いくらF1に出ていても、市販車の分野でモータースポーツ好きをワクワクさせるような車を出さないメーカーに魅力を感じません。
そこのところ、もう少し頑張ってくださいトヨタさん。

それから、今回乗り比べた筑波ですが、レコードラインが基本的に1本しかないニュルと比べ、FF、FR、4WDの各マシンの特性に合わせてタイムが出るラインが全然違うところが非常に面白いです。
全長2キロとニュルの1/10の小さなサーキットですが、実に奥が深い。
やはりニュルばかり走るのではなく、こういう機会を見つけて色々なコースをめぐってみるのも面白いですねぇ。
というわけで、第二回目はどのコースを、どんなクラスで乗り比べようか。
あれこれネタを考えたいと思います。
乞うご期待!



◇おまけ◇

恒例のB続タイムも公開。()はS2タイヤでのタイムです。

アルテッツァ:1'13.037 (1'10.053)
アコード:1'14.770 (1'11.601)
スカイライン:1'10.191 (1'06.771)
アテンザ:1'11.542 (1'07.893)
レガシィ:1'10.274 (1'06.698)
アリスト:1'10.822 (1'07.564)
インプレッサ:1'08.293 (1'04.617)
ランエボ:1'09.014 (1'05.063)

ふむ、インプレッサとランエボの差が結構大きい。
N2だとスカイライン、S2だとレガシィが速いのだな。
ってことで、読者の皆さんも参考にしてください。

この企画、まだまだ続くぞ。


ご意見、ご感想、次に走り比べて欲しいマシンのリクエストなどありましたら、総合掲示板まで。

実車での活躍は『嵐を呼ぶレース参戦記』をご覧ください!

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