GT4 クラス別最強マシン決定戦


最強FFレーシングカー筑波決戦


私はかねがね疑問に思っていたことがあります。
GT4で最速のFFレーシングカーってどれなのか?
今回はそれに自分なりに答えを出してみようと思い、軽く筑波を走ってみました。
このゲームに登場するFF車でレーシングカーと言えば、以下の9台が該当。
すでにノーマル状態での乗り比べはニュルで実施済みなので、今回はエンジンをフルチューンした上で、あえてS3タイヤを履かせてその素性をチェックしてみます。
レーシングタイヤを使わないのは、グリップが良すぎると、単にパワーウェイトレシオの低いマシンから速いタイムが出ると思ったからです。
低グリップタイヤならトータルバランスに優れるマシンは、パワーがなくても相対的に好タイムが出るはず。
さて、それがどんな結果に繋がるか、気になるところですね。

◇今回の出場マシン(数値はデフォルトのもの)◇

スプーン フィット '03 126ps 990kg
日産 mm-R カップカー '01 140ps 672kg
フォルクスワーゲン ルポ GTI カップカー '03 135ps 1010kg
フォルクスワーゲン ルポ カップカー '00 125ps 840kg
ホンダ 無限 MOTUL シビック Si レースカー '87 225ps 890kg
ホンダ ギャザズ ドライダーシビック レースカー '98 185ps 930kg
フォルクスワーゲン ニュービートル カップカー '00 205ps 1170kg
シトロエン クサーラ ラリーカー '99 299ps、960kg
ホンダ インテグラ TYPE R ツーリングカー '02 310ps 1050kg


◇今回の舞台◇

結局今回も筑波を使います。やはりベンチマークに最適なのはここなんだよなぁ…。
時間の関係上、1台に付き3周してその中のベストタイムを記載。
短時間でどれだけすぐにタイムを出せるかも評価項目です。


スプーン フィット '03(Cr. 5,000,000)
駆動方式FF 最高出力216ps 車重930kg
タイム 1'04.434 とりあえず、このマシンはレーシングカーなんだけど、まだまだチューニングできる部分がたくさん残っております。
ROM、マフラー、クラッチ、フライホイール、LSDもフルチューンに。軽量化も1→3と進めて990kgから930kg。
ただし、ダウンフォースは設定できず、ウィングもつけられません。
その状態で筑波を4周してみました。
ベストラップは4秒台突入と思っていたより速い。
まずはこのマシンに最初に乗ったので、これがベンチマークになります。
楽しさ ☆☆☆ やはりこれくらいのパワーだとそんなにアンダーステアも強くないので、そこそこ走れちゃう。
ブレーキもよく利くし、コーナーへの突っ込みも結構奥までがんばれます。
思っていたより走りやすいかな。ストレスもあまりたまりませんでした。
エンジン ☆☆☆ ホンダのエンジンなのに7000回転までしか回ってくれません。
まぁ、音も悪くないし、そこそこ加速してくれるけど、ちょっと物足りないかなぁ。


日産 mm-R カップカー '01
駆動方式FF 最高出力230ps 車重631kg
タイム 1'06.247 チューニングはタービン3、サスペンション、マフラー、LSD、軽量化1→3で672kg→631kg。
ダウンフォースは設定できません。
さて、フィットより300kgも軽いし、パワーもあるのにタイムが出ません…。
と言うのも、アクセルを開けると前輪が空転して前に進んでくれないんです。
下手すると3速から4速にあげてもまだキュルキュルいってます。
もっとグリップのいいタイヤを履かせないと、このマシンのポテンシャルは発揮できない模様。
バックストレートエンドは188キロまで最高速は伸びたが、低速コーナーの立ち上がりが弱点。
楽しさ ☆☆ FFなのにアクセルオンでホイールスピン。
後輪駆動車ならまだしも、前輪が空転してしまうとどうにもストレスがたまります。
結局そのせいでタイムも出なかったし、楽しくもなかったなぁ。
それと、フィットとマーチはレーシングカーVerがあるが、ヴィッツはないのだろうか??
エンジン ☆☆ 8500回転までブン回るんで、フィットよりいい感じに思えるのだが、しかし前輪の空転がすべてを台無しに…。
TCSをONにするか、右足を鍛えればタイムは上がりそうだけど、3周程度ではどうにもならず。
どうもいまいちだなぁ…。


フォルクスワーゲン ルポ GTI カップカー '03
駆動方式FF 最高出力266ps 車重949kg
タイム 1'03.932 チューニングはマフラー、クラッチ、フライホイール、LSD、タービン2、サスペンション、軽量化1→3、1010kgから949kg。
ミッションはカスタマイズできない。ダウンフォースも設定できず。
フィットやmm-Rよりずっと走りやすい。そしてタイムも出た。
裏ストレートは189キロまで。
楽しさ ☆☆☆☆ 思いがけずアンダーステアも出ないし、タイヤも空転しないんでミス無く走れます。
mm-Rと比べると履いているタイヤが別なのかと思うくらい違う。
こんなFFだったら全然オッケーだな。
エンジン ☆☆☆ ノーマルだと1.6リッターの直列4気筒NAエンジンだが、タービンキット2をつけてます。
回転数が少ないのがちょっと物足りないけど、パワーと足回りのバランスはこれくらいがちょうどいいようだ。
音はやはり迫力不足かなぁ…。
ギア比はいじれないのだが、エンジンフルチューンでも吹けきらないからこんなもんだろう。


フォルクスワーゲン ルポ カップカー '00
駆動方式FF 最高出力269ps 車重814kg
タイム 1'04.980 これまたチューニング可能なのはブレーキ、マフラー、クラッチ、フライホイール、LSD、タービン2、サスペンション、軽量化2→3、840kgから814kg。
ミッションはカスタマイズできない。ダウンフォースも設定できず。
さて、スペックでは03年モデルより100kg以上軽いし、エンジンパワーも上だけどタイムは1秒遅い。
これもmm-R同様アクセルオンでのホイールスピン病だ。
裏ストレートエンドは191キロまで加速した。
楽しさ ☆☆☆ コーナーの立ち上がりでオーバーステアが顔を出すなど、ちょっと不安定な印象。
エンジンパワーが路面に伝わらずタイヤが空転するので立ち上がりでちゃんと加速してくれない。
このパワーでこの車重だと、やはりグリップが足りないのだろうか。
エンジン ☆☆☆☆ 1.6リッターの直列4気筒NAエンジンにタービンキット2を装着しているのは03年モデルと同じ。
しかし、音はこっちのほうがずっといい。
同じエンジンのはずだが、どうしてだろう?


ホンダ 無限 MOTUL シビック Si レースカー '87
駆動方式FF 最高出力333ps 車重890kg
タイム 1'03.262
タービンキット3を装着。
最初からダウンフォースの設定が可能でF13,R18です。
まぁスペックを考えればここまで最速のタイムも納得。
最高速も200キロを記録。やはり速い。
楽しさ ☆☆☆☆☆ かなり楽しいです。
もちろんFFゆえ不用意にアクセルを開けるとアンダーが出るし、2速では回転数が上がるとホイールスピンも起こりますが、ストレスになるほどでもありません。
ダウンフォースの効果でしょうかね。
コーナリングスピードも高いし、エンジン音が気持ちいいのでずっと走っていたくなる中毒性を持ってますね。
しかし、このマシンだと最終コーナーがかなり難しい…。
エンジン ☆☆☆☆☆ 9000回転まで回ってくれる、さすがホンダさんのエンジン。
タービンキット3で武装したけど、甲高いホンダサウンドは健在。
やっぱこのマシンの良さはエンジンによる所が多い。


ホンダ ギャザズ ドライダーシビック レースカー '98
駆動方式FF 最高出力370ps 車重930kg
タイム 1'03.583 タービンキット4を装着。
ダウンフォースF13,R18。
年式が新しければ勝てるというものではないらしい。
同じシビックでも87年式のに負けた。
エンジン音でも操作性でも、楽しさでもこいつが勝っているところはなかったなぁ。
最高速も198キロ。微妙…。
楽しさ ☆☆☆ どうしても87年式のシビックに見劣りしてしまう。
ホイールスピンの量も多いし、コーナリングのときに気分よく曲がっていく感じも足りない。
ただ、このマシン単体で見れば、完成度の高いFFだとは思うが、87年式が良すぎた。
エンジン ☆☆ やっぱりこのエンジンは蝉なんです。
タービンキット4で武装しても、音は蝉。
その辺がいまいち盛り上がらない理由だろう。


フォルクスワーゲン ニュービートル カップカー '00
駆動方式FF 最高出力405ps 車重1134kg
タイム 1'03.947 マフラー、ブレーキ、NA3、サスペンション、LSD、軽量化2→3、1170kgから1134kg。
ダウンフォースは設定できず。ミッションもいじれない。
6速ミッションだが筑波では5速までしか使わなかった。最高速は205キロまで出た。
が、如何せんホイールスピンが多く、さらにコーナーではかなり強烈なオーバーステア(!)。
そのため、タイムでもシビックに負けた。
楽しさ ☆☆☆☆ このじゃじゃ馬っぷりはそれはそれで楽しい。
アクセルコントロールしないと5速まで延々と前輪が空転し続けるなど、スピード12を思わせるマシン。
もう少しいいタイヤを履かせたいけど、まぁ、こんな風に扱いにくくなる部分も含めて、このマシンの実力でしょう。
案外Fドリの練習にいいかも。
とにかく、このマシンは見た目が8割なので、走りは気にしちゃいけない。
エンジン ☆☆☆ 2.8リッターのV6自然吸気エンジンをNAチューン3まで武装。
大排気量らしく回転数が低くてもトルクフルだが、それゆえにホイールスピンを起こしているのが残念。
音も悪くないが、回転数が7000回転まで行かないところは、やはりホンダと比べてもちょっと負けてるところ。


シトロエン クサーラ ラリーカー '99
駆動方式FF 最高出力435ps 車重960kg
タイム 1'02.580 タービンキット4を装着。
ダウンフォースはF13,R18。
さすがはFF最速候補、ちゃんとここまでの最速タイムをマーク。
とはいえ、やはりアクセル全開でホイールスピン病なのは変わらないので、いかに空転させずにアクセルを開けるかを練習すれば、さらにタイムは上がりそう。
コーナリングスピードもこれまでのマシンより速い印象だし、最高速も206キロをマーク。
楽しさ ☆☆☆☆ まぁ、さすがの実力って感じ。EFシビックとはいい勝負かな。
ニュービートルほどじゃないけど、オーバーステア傾向もあるし、ドリフトさせながら走っても楽しいかも。
ただ、そうすると一気にタイムが出なくなるのが惜しまれるところだ。
エンジン ☆☆☆☆ まぁ、ごくごくフツーのラリーカーのエンジンって感じ。
9000回転近くまで回るし、これくらいの迫力のほうが楽しい。
ただ、空転をどう防ぐかって意味では、エンジン音を楽しむ余裕はあんまり無く、とにかくアクセルの開度に気を使いつつの走行を強いられます。


ホンダ インテグラ TYPE R ツーリングカー '02
駆動方式FF 最高出力539ps 車重1050kg
タイム 1'01.541 タービンキット4装着。
さらにこのマシンはウィング交換可能。デフォルトF10,R15がF40,R45に!
もうこれだけで勝ったも同然(笑)
タイムもあっさり1秒台突入。
やはりダウンフォースの効果もあり、馬力の割に思ったほどホイールスピンも派手ではなかった。
ただ、ここまでハイパワーだとさすがにS3タイヤでは厳しいかなぁ。
ま、FF最速の座はこのマシンなのは間違いない。
最高速も212キロをマーク。
楽しさ ☆☆☆☆☆ やはりダウンフォースの力は偉大。コーナリングスピードも速いし、安定している。
ニュービートルほどではないけど、このマシンもまた前輪空転病なので、右足でのアクセルコントロールに気を使う。
ま、それが楽しいと言えば楽しいからいいんだけど。
エンジンも素敵仕様だし、ハイグリップタイヤで鈴鹿なんかを走らせたほうが、このマシンのキャラクターを生かせるんじゃなかろうか。
エンジン ☆☆☆☆☆ 多分2リッターの排気量だと思うけど、タービンキット4で武装し、500馬力オーバー。
さすがはホンダのエンジン。FFでの世界最速はこのエンジンパワーがあればこそ。
回転数も11000回転までと、どこかの豆腐屋ハチロク並み。
もっとグリップのいいタイヤを履けばクサーラとの差も広がるんじゃなかろうか。
もちろん音もいい。…が、個人的な趣味でいえばエンジンではEFシビックが一番だったかな。



総括

まぁ、スペックとか、ウィングを装着できるところとかを考えても名実共にインテが最速。
ただ、A-specポイント的なことを言えば、 ルポ03は馬力の割にタイムも良く、お勧めの一台。
走っていて一番楽しかったのはEFシビック。
ニュービートルやインテは多少エンジンパワーが勝ちすぎているので、もう少しデチューンしたほうが楽しめそう。
空転ばかりが目立ってしまったのが今回の反省点。練習すればもっとタイムは良くなると思います。
とは言え、今回はS3タイヤで走ってみた分、素性がもろに出た感じがします。
そして、パワーを上げてもあんまりタイムが良くならないのがFFの特徴。
しっかりとパワーを路面に伝えるタイヤがないと、FFの良さは生きてこないようですね。
皆さんもFF車のパワーの上げすぎにはくれぐれもご注意を。



◇おまけ◇

恒例のB続タイムも公開。S3タイヤでのタイムです。

フィット:1'07.699
mm-R:1'10.233
ルポ03:1'06.244
ルポ00:1'10.294
シビック:1'07.383
ギャザズ:1'08.429
ビートル:1'08.324
クサーラ:1'05.168
インテR:1'05.526

なんというか、B続では下手すぎてお話にならない。
必ず最終コーナーで飛び出し大幅にタイムロス。
結局飛び出さなかったのはルポ03だけ。
ということでこのタイムはあまり参考になりません…。


ご意見、ご感想、次に走り比べて欲しいマシンのリクエストなどありましたら、総合掲示板まで。

実車での活躍は『嵐を呼ぶレース参戦記』をご覧ください!

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