GT4 峠最強伝説


最速のドリームマシン決定戦その1



◇今回の出場マシン◇

マツダ RX-7 LMレースカー '01
マツダ RX-8 コンセプト LMレースカー '01
ホンダ NSX-R プロトタイプ LM レースカー '02
日産 フェアレディ Z コンセプト LMレースカー '02
日産 GT-R コンセプト LMレースカー '02

国産マシンベースのドリームカーのうち、最速を争う5台に登場いただいた。
JGTCマシンや、それこそグループCカーなどと比べ、その速さはどれほどのものか、嵐を呼ぶレーサーが分析してしまうぞ。


マツダ RX-7 LMレースカー '01
駆動方式FR 最高出力508ps 車重1080kg
タイム 6'31.212 慣れるまで(最初の1〜2周)は全損クラスのすごいクラッシュを何度もやってしまったが、3周目は無難にまとめてそこそこのタイムが出た。
走ってみて感じたのは、超高速コーナーの曲がりのすごさ。
鬼門のスウェーデン十字路や最初のジャンピングスポット後も全開で行けちゃう。
かなりピーキーで路面のデコボコを拾ってしまうし、縁石にも乗れないが、とにかくよく曲がる。
ニュルで走らせるには相当の腕が必要と思われるが、うまくはまると物凄いタイムが出そう。
最高速は303キロ。
楽しさ ☆☆☆☆ ニュルとの相性は抜群か、というとそうでもない。ニュルを走るにはもうちょっとしなやかな足を持たないと厳しい。
でも、持ち込むサーキットを選べば、かなりの戦闘力を発揮するだろう。
JGTCカーで言えば、TAKATA童夢NSXとキャラが似ているかな。
エンジン ☆☆☆☆☆ そりゃー、夢の3ローターターボエンジンですから。
音もいいね。


マツダ RX-8 コンセプト LMレースカー '01
駆動方式FR 最高出力508ps 車重1100kg
タイム 6'27.771 FDと比べると、やはり乗りやすい。
ベースとなったマシンのキャラクターが、忠実に反映されているという感じ。
じゃじゃ馬のRX-7と、大人のRX-8。
ニュルにおいても、若干だが足回りもしなやかさは上。
最高速は302キロ。
タイムだけ見ると、こっちのほうが上だが、3周しか出来ない、という制限があるので、乗りやすいRX-8のほうが先にいいタイムが出た、というだけ。
ポテンシャルなら、同じくらいだろう。
楽しさ ☆☆☆☆ 安定して、ニュルを攻め続けられる、という意味では、RX-7よりこっちのほうが上。
でも、暴れるマシンをねじ伏せ、限界を探る、というなら若干負けている。
というわけで、☆は同じだけど、キャラは違う。
エンジン ☆☆☆ スペックを見るとターボとあるが、ブーストメータが付いてないからNAなのか?
ともかく、これに関しては同じロータリーではRX-7のエンジンのほうがずっといい。
音も、パワーの出方も。


ホンダ NSX-R プロトタイプ LM レースカー '02 
駆動方式MR 最高出力519ps 車重1120kg
タイム 6'38.072 いやはや、ピーキーなRX-7も、これと比べれば全然可愛いな。
つまり、相当にこのマシンはヤバイ。
ミッドシップだけに、ちょっとでもハンドルを切った状態で強くブレーキを踏むと、あっという間にリアがブレイクする。
しかも、一旦スピンモードになると、もう回転が速く絶対に立て直せません。
そんな危なっかしい素性なのに、足は路面のバンプをしっかり拾って暴れてくれます(笑)
というわけで、最初の2周はまともに完走すらおぼつかない。
最高速は312キロと、パワーの差がちゃんと出ているが、もうちょっとおとなしくてもいいです(笑)
結局3周目にこのタイムが出たが、相当慎重に走ったので、本当ならもっと速いはず。
でも、よほどの腕がないと、そこまでこのマシンの力を引き出せないと思う。
楽しさ ☆☆ まぁ、こういう危ないマシンを支配下に置く、というドラテクの顕示的な意味合いでは楽しいのかもしれない。
でも、ニュルをこのマシンでは走りたくないね。
それこそサルトならいいかも。
あと、こいつはニュルのベンチマーク的コーナーのスウェーデン十字路を全開でいけません。
その点がマイナスポイント。
ちなみに、Zに乗った後、あまりに乗りやすさが違うので、ダウンフォースを確認してみた。すると、このマシンはなんと前25、後35しかない。
他の4台は前38、後53。
そりゃー、確かに、この挙動になるよな…。
エンジン ☆☆☆☆ 3.5リッターにボアアップされたNAエンジン。
音はJGTCのNSXよりこっちのほうがいいね。
でも、レッドゾーンが狭く、気をつけてシフトアップしないとすぐにレブに当ってしまうのがちと残念。
パワーに関しては申し分ないが、この危なっかしいシャシーに載せるにはちと過大かも。


日産 フェアレディ Z コンセプト LMレースカー '02
駆動方式FR 最高出力617ps 車重1120kg
タイム 6'18.760 いや〜、こいつは速い。しかも、安定している。足もばっちり。
…非の打ちどころないですな。
しかもこのタイムは2周目に出したもの。満足したので3周走ってません。
例えばNSXなんかだとひとたびマシンの挙動が乱れるとガードレールにぶつかるかスピンするまで、決して立て直せないが、こいつは違う。
おっとっと、って感じで結構簡単に立て直してそのまま走れてしまう。
それから、私が素晴らしいと思ったのは、こいつのブレーキング性能。
フルブレーキングしても挙動が乱れにくいし、何より制動距離が短い。
これは実戦での追い抜きに、すごく役に立つマシンだ。
最高速311キロ。パワーはあるが最高速度が伸びてないのは、ダウンフォースが高いからだろうか。
まぁ、ダウンフォースが効いているからこその、この安定性なのだろう。
楽しさ ☆☆☆☆☆ これは満点ですよ。
ミスをリカバリー出来るし、実戦でも強そうだ。
おそらくコンピューターの乗るグループCカークラスとも互角に渡り合えるだろう。
結構簡単に手に入るプレカーだし、A-specでの主力として重宝しそうだ。
エンジン ☆☆☆☆ これも文句なし。
音もいいし、パワーも申し分ない。
最高速が伸びない点がちと気になるくらいか。そこで☆一つ減点。
でもセッティング画面で見ると、前38、後53は他のマシンと一緒なんだが…。


日産 GT-R コンセプト LMレースカー '02
駆動方式FR 最高出力626ps 車重1100kg
タイム 6'12.350 これは速い! まさかZより速いとは。GTCのときと立場が逆転してますな。
うにょんうにょんと入る妙なミッションは7速のエクストロイドCVT。
3速くらいまでだと、若干ホイールスピンするので、そこだけ気をつけたい。
あとは、速さ的には申し分ない。
ベンチマークにしているスウェーデン十字路も300キロ、全開で抜けられる。
これはかなり爽快だ。
Zと比べると乗り心地で若干劣るが、その分絶対的なコーナリングスピードは上だろう。
最高速は303キロ。直線ではなくコーナーで勝負するマシン、ということだ。
楽しさ ☆☆☆☆☆ そりゃ満点を上げるしかない。
GTカーに乗っているというよりは、プロトタイプかフォーミュラを運転しているような感覚になる。
言うなれば一台だけ別クラス。
実戦で活躍させてあげたくなるなぁ。
エンジン ☆☆☆☆ Zと同じエンジンが載っているはずだが、音を聞く限りあんまりそんな感じがしない。
多分ミッションの変速音が違うからだと思うが、そこが違和感になり、☆4つ。
最高速も伸びないし、仕方ない。



総括

ええと、NSX以外ならどれに乗っても大丈夫。
多分これは推測だけど、NSXのダウンフォースはロードカーの設定と間違ってるんじゃなかろうか。ロードカーも前25後35なのだ。
つまり、製作者側のミス?
なので、NSXに乗る場合は、必ずウィングを付け替えておきましょう。
たった12万の投資で、全然違うマシンに生まれ変わりますぞ。
で、それ以外の4台は、それぞれにキャラクターも立っているし、好みでどれに乗ってもいいでしょう。
どれが一番か、と聞かれたら、どれもいい、と答えます(笑)
実戦で強いのはZやRX-8かな?
腕に自信があればGT-RやRX-7に挑戦してみましょう。

お役立ちメモ。
性能が甲乙付けがたいなら、もらえるA-specポイントの多寡で比べましょう。
全日本GT選手権の第一戦にもって行き、もらえるポイントを比較。
ここまでのベンチマークカーにも登場してもらいました。
モチュールZ:22ポイント(参考記録)
A4ツーリングカー:45ポイント(参考記録)
ウェッズスポーツセリカ:200ポイント(参考記録)
で、今回の5台は…。
RX-7:13ポイント
RX-8:10ポイント
NSX-R:65ポイント
350Z:5ポイント
GT-R:5ポイント

あらまぁ、NSXだけなんでこんなにもらえるんでしょ。(ライバルによって多少の上限がありますが…)
ダウンフォースが少ないからかな、と思ったので更に実験。
RX-7をNSXと同じダウンフォースにしてみると、44点。
それでも負けてます。
ってことで、A-specポイントが欲しければ、NSXで戦おう。


恒例の直江B続タイム。
RX-7:6'58.592
RX-8:6'56.908
NSX-R:7'02.583
350Z:6'46.845
GT-R:6'44.727

私と全く同じ順番になった。
今回は完全に気が合うなB続(笑)


2月22日追加。

ホンダ NSX-R プロトタイプ LM レースカー '02(ウィング換装Ver) 
駆動方式MR 最高出力519ps 車重1120kg
タイム 6'28.085 さて、何でこいつがもう一度登場したかというと、実はこのマシン、GTオートでウィングを変えるとダウンフォースが前55、後65といきなり大幅アップするのだ。
(掲示板で情報を提供してくれたDaijiroさま、ありがとうございます)
ノーマルだと25の35だから+30されてしまうわけか。
なんか、製作者側のミスっぽいなぁ。

とはいえ、それはかなり重大な情報。
さっそくダウンフォースをMAXにして、再度ニュルを走ってみました。
すると、まぁ、なんとも全然違うマシンのようです。
「なんだよぉ〜。すっかり見違えちゃったじゃん。こいつぅ〜(はあと)」という気分ですな。
これまで怖くて行けなかった最初のジャンピングスポット後の右も余裕で全開。
スウェーデン十字路? そんなの300キロで全開ですばい。
はっきり言ってこのコーナリングスピードのすごさはGT-R LM以上かも。
その代わり最高速は305キロに落ちてます。
しかし…、随分乗りやすくなったし、楽しくなったけど、限界を超えるととたんに制御不可能な領域に吹っ飛ぶという特性はそのまま。
そのため、調子に乗って飛ばしてたら、あっさり足元すくわれました。
1周目、2周目とも、普段なら全く普通にクリアできるはずのコーナーで、ちょっと油断してはみ出したばかりに、全損(笑)
一旦スピンすると回転が速いのもそのまま。絶対に立て直せません。
というわけで、3周目は気をつけて走ってこのタイム。
でも、ノーマルよりきっちり10秒タイムアップ。
乗った感触も全然違うし、このマシンはウィングを換装して乗りましょう!
楽しさ ☆☆☆☆ 大幅アップでございます。
ただ、スピンの回避が出来ないのと、ちょっとでもコースをはみ出すと、吹っ飛ぶという危険な特性はそのままなので、そこが減点ポイント。
特に後半に入るところ、植物園からツバメの尾までの区間は、気を抜くとどこに吹っ飛んでいくか分からず恐ろしいですぞ…。
ちなみに、腕に自信があれば、簡単に慣性ドリフトに持ち込めるので、振り回して遊んでみましょう。
エンジン ☆☆☆☆☆ シャシーが良くなったので、おのずとエンジンも高評価に。
今くらいのマシンになら、このエンジンでも全然オッケー。
レブに当りやすい点は、慣れれば回避できるんで、そこは甘く見ておきましょう。

当然こいつも直江B続で走らせました。
NSX-R(W):7'01.450
ウィングをつけたが1秒しか変わってないです。

この企画、まだまだ続くぞ。


24時間マイナス15秒。祭りの始まり。
ご意見、ご感想、次に走り比べて欲しいマシンのリクエストなどありましたら、総合掲示板まで。

実車での活躍は『嵐を呼ぶレース参戦記』をご覧ください!

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