GT4 峠最強伝説


DTM最速マシン決定戦



◇今回の出場マシン◇

AMG メルセデス 190 E 2.5 - 16 エボリューションU ツーリングカー '92
アルファロメオ 155 2.5 V6 TI '93
オペル カリブラ ツーリングカー '94
メルセデス・ベンツ CLK ツーリングカー '00
オペル アストラ ツーリングカー(Opel Team Phoenix) '00
Abt Audi TT-R ツーリングカー '02
アウディ A4 ツーリングカー '03
BMW M3 GTR レースカー '01(DTMに出られないけど)

最近ブログでもこっそりコツコツ走っていますが、やはり一気乗りこそ峠最強伝説の醍醐味!
キャッチコピーは『したいコトしたいから、峠最強伝説』だ。
というわけで、久々の更新は、過去最大規模の乗り比べを敢行です。
なんと一度に8台のインプレッションをやっちゃいます。
カテゴリとしてはドイツツーリングカー選手権(DTM)マシンを選択してみました。
約一台別カテゴリ?のマシンがいますが、せっかくなので比較してみます。
ルールなどはこれまで通りですが、台数も多いので時間の関係上一台につき2周の走行としてます。
タイムの項には1周目と2周目のタイムを掲載。
さぁ、一体DTMマシン最強はどのマシンなのか?
『誰も知らない興奮が、はじまる』


AMG メルセデス 190 E 2.5 - 16 エボリューションU ツーリングカー '92
駆動方式FR 最高出力382ps 車重980kg
タイム 6'53.547
6'45.410
2キロストレートエンドでの最高速は275キロ。
スウェーデン十字路もそれを上回るコース最高速の277キロで余裕の全開クリア。
タイムそのものは、今後の基準になるので、速いかどうかはわからない。
楽しさ ☆☆☆ 久々にレーシングカーでニュルを走ったが、さすがに市販車と比べると、圧倒的にコーナリングスピードが高いが、その代わりアシが硬く縁石に深く乗りすぎると、たちまち挙動が乱れてしまう。
それに、路面がバンピーなところでは、ハンドルが取られるし、若干乗りにくさを感じてしまった。
まぁ、ノーマルカーとの差が改めてよくわかったところで、このマシンは今後のベンチマークに使わせていただきます。
…あんまりインプレッションになってないが、ごく普通に乗れるし、慣れればミスなくニュルを何周でも出来そうなマシンです。
ただ、個性があんまりない。凡庸なレーシングカーかな?
『もっともっと、刺激をくれないか?』
エンジン ☆☆☆☆ 10000回転以上ブン回る、なかなか好感触のエンジン。
ギア比も程よく、いい感じで吹け上がってくれる。
音も悪くない。


アルファロメオ 155 2.5 V6 TI '93
駆動方式4WD 最高出力420ps 車重1010kg
タイム 6'45.688
6'42.644
2キロストレートエンドでの最高速は283キロ。
スウェーデン十字路も同じ283キロで全開クリア。
エンジンパワーで若干190Eを上回っているので、最高速も上。
でも、タイムはあんまり変わらない…。
楽しさ ☆☆ 駆動方式の違いはいかんともしがたく、4WD特有のアンダーステアとの戦いだった。
まぁ、それでも190Eとほぼ同じくらいのコーナリングスピードだったんだけど。
サスペンションは190Eと比べると若干柔らかめかな、と思ったけど、それでも縁石にへんな乗り方をしてしまうと跳ねるので気をつけよう。
とにかく、アンダーステアがすべての楽しみをスポイルしてます。
『水と、空気と、アンダーステア。本日の人生に、アンダーステア』
エンジン ☆☆☆☆ 190Eを上回る、12000回転オーバーの凄いエンジン。
音もいいけど、気になるのはタコメーター。18000回転なんていらないところまであるけど、これはどうなんだろう?
超高回転型だけど、搾り出されるパワーは、感動するほど凄くはない。


オペル カリブラ ツーリングカー '94
駆動方式4WD 最高出力427ps 車重1040kg
タイム 6'46.873
6'43.521
2キロストレートエンドでは280キロ。
スウェーデン十字路は283キロで、普通に全開クリア。
というか、DTMマシンクラスなら、全開クリアは当たり前らしい。
楽しさ ☆☆☆ アンダーステアはアルファより若干ましかな。
アルファで慣れたので、アンダーを出さないような走り方が出来ていたため、という説もある。
ニュルへの熱中度は190Eと同じくらいかな。そこそこ楽しい。
『めざしたのは、最上の4WD性能』
エンジン ☆☆☆☆ これまた11000回転を軽く超える、コスワースが手がけた高回転型エンジン。
音はこれまでで一番いいかな。でも、最高速が思ったほど伸びないし、パワーが出てない感じ。
でも、これ以上パワーが出てもきっとアンダーステアが強くなりそうだし、そこそこのバランス、ということか。


メルセデス・ベンツ CLK ツーリングカー '00
駆動方式FR 最高出力450ps 車重1000kg
タイム 6'31.428
6'26.799
ん。速い。
2キロストレートエンドでの最高速は、291キロ。
スウェーデン十字路は同じく291キロで余裕の全開クリア。
タイムも、だいぶレベルが違う感じで速いっすよ。
楽しさ ☆☆☆☆☆ とりあえず、よく曲がる。凄く曲がる。曲がる、曲がる…。
それとサスペンションがこれまで乗ったマシンと比べ、ずいぶんしなやかで路面の凹凸や縁石に乗り上げた衝撃をうまく吸収してくれる。
つまり、乗りやすいのだよ、かなりね。
『なるほど、これが、メルセデスCLK』
エンジン ☆☆☆☆ マシンがいいと、エンジンへの不満がなくなりますな。
まぁ、でも、さすがベンツのエンジンって感じで、音は若干おとなしいかな。
最高速も300キロに到達しないけど、まぁ、これくらいのパワーだからこその乗りやすさなのだろう。


オペル アストラ ツーリングカー(Opel Team Phoenix) '00
駆動方式FR 最高出力461ps 車重1000kg
タイム 6'23.946
6'22.708
おっ、速い。なにげにCLKより速い。
2キロストレートエンドでの最高速は、291キロ。
スウェーデン十字路は同じく291キロで全開クリアと、CLKとほとんど同じ。
乗り味もほとんど同じだが、若干こっちのほうがタイムが出る。11psの差がタイムに現れてるということだろうか?
1周目から速かったのは、CLKと似てたから、走り方に慣れてたんだろう。
その分、2周目ではそれほどタイムは上がらず…。
楽しさ ☆☆☆☆☆ 乗りやすいですなぁ。
ほんの少し、☆に差がつくほどじゃないんだけど、やっぱりCLKより色んな部分で微妙に上。
色んなコーナーを全開で行けるし。縁石にも乗れるし、ニュルを縦横無尽に走りまくれます。
馬鹿な…。(←なにが?)
『私の真ん中に、オペルが還ってくる』
エンジン ☆☆☆☆ エンジン音もCLKとどっこいどっこい。
パワーの出方も最高速も、どっこいどっこい。
最高回転数も、どっこいどっこい。
ええじゃないか、ええじゃないか、どっこいどっこい♪


Abt Audi TT-R ツーリングカー '02
駆動方式FR 最高出力470ps 車重1080kg
タイム 6'26.381
6'24.983
ローラン・アイエロが駆った02年のDTMチャンピオンマシン。
でも、タイムでアストラに負けてしまった。
最高速も2キロストレートエンドで286キロ。スウェーデン十字路で289キロと、それほど伸びず。
楽しさ ☆☆☆☆ どうもアストラやCLKと比べ、動きが鈍いような気がしたが、なるほどウェイトが80キロ重い。
ただ、その分走りの剛性感というか、どっしり感があり、足回りもしなやかなので、ミスをしにくい印象。
しかし、いかんせん魅力的なマシンなのだが、80キロのウェイトハンデはつらかったということか…。
個性的なスタイリングのマシンなので、そこに魅力を感じる人はアストラでもこれでも、好きに乗ってオッケ。
どうせタイムはそんなに変わらない。
『ニュるために美しい、ネクストプロポーション。TT-R』
エンジン ☆☆☆☆☆ このエンジン音は、これまで乗ったDTMマシンでは一番好きかも。
基本的にDTMはレギュレーションのせいでエンジンに差が出にくいから、ある意味サウンドの良し悪しぐらいしか☆の決め手がない。


アウディ A4 ツーリングカー '03
駆動方式FR 最高出力461ps 車重1080kg
タイム 6'25.764
6'23.732
2キロストレートエンドでの最高速は288キロ。
スウェーデン十字路では289キロ。
TT-Rよりほんのわずかに勝っているが、実はアストラに負けてます…。
やはりこれは80キロの重量差によるものだろう。
ちなみに前回(2005年2月5日)乗ったときの私のタイムは6'32.341。
8ヶ月で9秒の短縮。私だって、進化してるのです。
楽しさ ☆☆☆☆☆ うん、やっぱ最新マシン、走りやすさは一番だ。
縁石も怖くないし、路面のデコボコも気にならないし、よく曲がるし。
以前『4500万で買える最速マシン決定戦』でも乗ったが、やはりニュルの申し子とも言える凄いマシンだ。
ニュルをレーシングカーで走るなら、やっぱ、この一台。
このマシンでニュルを攻めてると、本当に手に汗握る興奮を味わえます。
『ニュるほどに心奪われる。意のままに操る、A4』
エンジン ☆☆☆☆☆ TT-Rと同じエンジンを積んでるとのことだが、さすがに2年間で進化したのか、より高回転まで回るようになっている。
音もいいし、やっぱり☆五つ。


BMW M3 GTR レースカー '01(DTMに出られないけど)
駆動方式FR 最高出力450ps 車重1120kg
タイム 6'28.695
6'26.767
実際にはこのマシンはDTMには出られないのだが、参考までに走ってみた。
CLKと同じパワーだが、120キロ重い。だが、その割にはほとんど互角以上のタイムをたたき出してきた。
乗り味やコーナリングスピードなどはこれまで乗ってきたDTMマシンと、まったく違和感なし。
2キロストレートエンドでの最高速は285キロ。
スウェーデン十字路は286キロ。これもまた、DTMマシンとほとんど同じ。
楽しさ ☆☆☆☆☆ やばいなぁ、さすがはBMWって感じで、このマシンも乗ってて楽しい。
ニュルを思うさまに攻められます。興奮度はA4にも匹敵。
どうせならこれでDTMに出られればよかったのに…。
シュワルツ・ヴァルド・リーグAでもらえるプレカーなので、入手は非常に楽です。
ぜひゲットして乗ってみましょう。
『ニュルを駆けぬける歓び。M3 GTR』
エンジン ☆☆☆☆☆ このエンジンもいいねぇ。やっぱBMWのエンジンだけはある。
音もいいし、たぶんパワーも出てるんだろう。
ほかのDTMマシンより重いけど、それを感じさせない加速を見せてくれる。
というわけで、A4と並びこのマシンも両方満点です!
しかし、DTMに出られないのがもったいない。
さぁ、皆さんご一緒に「モッタイナイ」



総括

台数が多いので、タイムの速い順にまとめます。
アストラ:6'22.708
A4:6'23.732
TT-R:6'24.983
M3:6'26.767
CLK:6'26.799
155:6'42.644
カリブラ:6'43.521
190E:6'45.410
でした。
思いがけないマシンがトップタイムを出してしまいました。
私としては事前の予想でA4の圧勝と思っていたのですが…。
でも、ほぼCLK以上は僅差で並んでいるので、ほぼイコールレベルでしょう。
ちなみに、私としてはやはりニュルを楽しむのに一番適したカテゴリはこのDTMマシンだと思っております。
それ以上の速いマシンになると、結構色々大変なのです。
というわけで、全体的に点数が高めになったインプレッションでした。
まぁ、主軸の連中なら、お好みでどのマシンに乗っても楽しいって事がよくわかりました。
色んなところを全開で行けるバランスなので、さすがドイツ製レーシングカー。ニュルとの相性は抜群です。
まぁ、私の一押しはやはりA4ですが、タイムが出るアストラや、DTMに出られないけどM3 GTRも乗る分にはお勧めです。


おまけ。
嵐を呼ぶAIレーサー、直江B続にも走らせてみました。
マイペースで走らせて、1周目に出たタイムで比較。
190E:7'24.002
155:7'09.681
カリブラ:7'17.588
CLK:7'09.827
アストラ:7'10.518
TT-R:7'08.313
A4:7'12.574
M3:7'09.928

興味深いことにB続だとトップタイムがTT-R。アルファ155やCLK、M3なんかが9秒台で並んでます。
意外にアストラやA4がそれほど伸びず。
とはいえ、差はほとんどないので、B-Specで走らせるにも、お好みで選んでオッケ。



灯篭下暗し。意外な伏兵がニュル最速の座に。


ご意見、ご感想、次に走り比べて欲しいマシンのリクエストなどありましたら、総合掲示板まで。

実車での活躍は『嵐を呼ぶレース参戦記』をご覧ください!

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