GT4 峠最強伝説


最強グループCカー決定戦



◇今回の出場マシン◇

日産 R92CP レースカー '92
日産 R89C レースカー '89
ミノルタ トヨタ 88C-V レースカー '89
ザウバー メルセデス C9 レースカー '89

さぁ、ついにこの企画最大の山場、1000馬力近いモンスターマシン、グループCカー4台の乗り比べだ。
そのバカッ速さと乗りこなしの難しさはスーパーライセンス試験の16番でよく知るところだ。
果たして、乗り比べのインプレッションをする以前に、ニュルを1周まともに走りきることができるのか?
問題は、この私にこの化け物を乗りこなすだけの腕があるかどうかだが…。
「腕なんて飾りです。偉い人にはそれがわからんのです」
…なにを言っているB続B?
「気休めかもしれませんが、マスターならうまくやれますよ」
どっかで聞いたような台詞だなB続A…。

ともあれ、今は行くのみ。見せてもらおうか、グループCカーの性能とやらを。
(前フリ終わり)

さて、ルールはやっぱりこれまでと一緒。
プレカーでもらったそのままの状態で、ドライビングアシストだけオフにして走る。
タイヤはデフォルトなのでミディアム。
足回りも本当ならニュルにあわせて車高を上げ、スプリングレートを下げたいのだが、それだと素性が変わってしまうので、あくまでデフォルトで走る。
なお、時間の都合により一台につき3周の走行とする。


…君は生き延びることが出来るか?


日産 R92CP レースカー '92
駆動方式MR 最高出力953ps 車重900kg
タイム 1周目:
5'37.660
2周目:
5'33.509
3周目:
5'29.204
うひゃー、1台目から夢の30秒台突破。
当初は絶対に乗りこなせないだろうな、と思っていたのが、走らせてみてびっくり。
結構普通に運転できちゃってます。
しかも、足はしなやかで路面のギャップも何のその。ブレーキも素晴らしく強力で安心安全に止まれます。
これはすごい。ほんとすごい…。
3周目は後半ミスして3秒くらい失ったので、私の腕でも下手すると25秒台くらいまで見えちゃう。
ありえない…。
楽しさ ☆☆☆☆☆ スウェーデン十字路は373キロ全開。
まるでカタパルトから打ち出されたように全開クリアした後のアーレムベルクでのブレーキングはしびれます。
最高速は375キロ。やはり5速ミッションだからそんなに伸びない。
とにかく思っていた以上に乗りやすく、想像とのギャップにまず驚き。
しかし、ミディアムタイヤでこれだから、スーパーソフトで走ったらどうなるんだろう…。
エンジン ☆☆☆☆☆ 3.5リッターV8エンジンにツインターボを搭載。それで1000馬力近いパワーを搾り出してるんだから、この技術力はすごい。
音はそれほど耳に残らない感じだが、とにかくこの走りを生み出してるんだから、この強心臓にはびっくりだ。


日産 R89C レースカー '89
駆動方式MR 最高出力922ps 車重900kg
タイム 1周目:
5'31.522
2周目:
5'31.181
3周目:
5'31.456
驚きの、3連続31秒台(笑)
乗っていきなり31秒台はR92CPの直後に乗って、このスピードに慣れていたからと思う。
2周目はさらに2秒くらい速いペースで走っていたのだが、最終区間でミスってタイムロス。
3周目もほとんど2周目と同じことをやってしまい、やっぱり最終区間でミス(笑)
結局同じようなタイムが並んでしまった。
ミスがなければ28秒台も夢じゃない。
でも、ポテンシャル的にはR92CPのほうが速いタイムが出るね。
楽しさ ☆☆☆☆☆ やばいなぁ、こちらも楽しいですよ。
R92CPよりスピードが伸びないが、その分扱いやすい。
乗る順番を間違えたかもしれない。こちらに先に乗っておけば、R92CPでさらにすごいタイムを叩き出せる気がする。
スウェーデン十字路364キロ全開。
最高速368キロ。
ま、エンジンパワーの差が、そのまま速度差に出た感じかな。
マシンの乗りやすさを考えると、こっちのほうがグループCカーの入門車にちょうどいいかも。
エンジン ☆☆☆☆☆ R92CPとスペック的にはほとんど変わらない。
3.5リッターのV8ツインターボ。
でもたとえば最後の2キロストレートやスウェーデン十字路までの上り坂では、922psと953psの30馬力の差は大きく感じた。


ミノルタ トヨタ 88C-V レースカー '89
駆動方式MR 最高出力919ps 車重850kg
タイム 1周目:
5'30.716
2周目:
5'25.730
3周目:
5'27.920
出ました新記録!
R92CPでは出せそうだったけど出なかった25秒台。
このマシンはミッションが6速なので、その分扱いやすく感じた。
3周目はちょっとだけ2周目より速いペースで走っていたのだが、2キロストレート手前の右コーナー“カルゲンコップフ”で飛び出してしまい万事休す。
あれがなければ24秒台もあったかも…。
しかし、エンジンのパワー以外、ほぼすべてで日産の2台より上に感じた。
楽しさ ☆☆☆☆☆
楽しさでも日産の2台より上。
この扱いやすさとニュルを攻めたくなる感じはアウディR8に匹敵する。
前言撤回。グループCカーのベンチマーク&入門車はこっちのほうがいい。
スウェーデン十字路は368キロ全開。最高速374キロ。
やはり6速ミッションの威力はすごい。あと車重が50キロ軽いのも効いてるんだろうな…。
エンジン ☆☆☆☆☆
3.2リッターV8ツインターボ。
音がいいね。マシン自体がニュルを攻めたくなる、アドレナリンどっぱどぱ仕様なので、エンジン音も好ましく感じる。
どんどん回して6速ミッションで忙しくシフトチェンジ。
それが“乗りこなしてるぜ俺”って感覚を倍増させてくれる。
素晴らしい。


ザウバー メルセデス C9 レースカー '89
駆動方式MR 最高出力940ps 車重893kg
タイム 1周目:5'32.190
2周目:5'29.965
とりあえず、このマシンはひどい。4台中最悪のじゃじゃ馬。
何とかタイムは出たけど、楽しくない…。
たぶん足回りがニュルに合っていないからだと思うが、787Bみたく、どこに吹っ飛んでいくかわからない危険なマシンになってる。
はっきり言って、このマシンには命を預けられません。
まぁ、よっぽど自分を痛めつけるのが好きな人以外は、乗らないほうがいいです。
…つまり、Sライ16は、マシン選択を誤ってます。
楽しさ 最高速はスウェーデン十字路で記録した375キロ。もちろん全開クリア。
2キロストレートエンドでは思ったより最高速は伸びず。
まぁ、楽しいと言うかとにかく難しくて怖い。
これまで乗った3台が私の想像以上の素晴らしさだっただけに、このマシンには心底がっかり。
まぁ、なんとかタイムは出せたが、これ以上はストレスがたまるばかり。
セッティングを直せばもう少しましになるだろうが、もう乗ることもないかも…。
それにしても、乗り比べて思ったが、Sライ16の教習車はミノさんにすべきだった。
そうすれば、きっとプレイヤーはニュルの楽しさとグループCカーの本当のすごさがよくわかっただろうに。
それとも、最も乗りこなすのが難しいマシンで挑んでこそ、Sライセンスの価値があるってことなのか…?
エンジン ☆☆☆ 5リッターのV8ツインターボ。
とりあえず、ひどい目に遭わされたので、あんまり記憶に残ってません。
アクセルべた踏みすると吹っ飛ぶし…。
このパワーを受け止められるしなやかな足回りにセッティングするのが先決です。
音は間違いなくミノさんの方がずっと好き。



総括

帰ってきてよかったよ…、速い子に会えて…。

というわけで、走る前は戦々恐々としていたが、乗ってみれば新しい発見あり、感動あり。
やってよかった乗り比べ。
そして化け物を乗りこなしたことで、たぶん私の中でニュルブルクリンクに対する習熟度が一気に上がった気がする。
練習としても、この乗り比べ企画は、相当密度が濃い時間を私に与えてくれた。
まぁ、総括としてはミノさんは素晴らしかったね。
ここ過去2回のルマンカーの乗り比べからトータルしても、12台中ミノさんが一番よかった。
次はアウディR8かな。
ザウバー メルセデス C9はほかの3台と比べると、とにかく酷かった。
単体で乗れば気づかなかったかもしれないが、やっぱり同クラスのライバルとの比較は、そのいいところも欠点もよく見える。
あるいは私がさらに腕を上げて、このマシンをも楽に乗りこなせるようになれば、また違った感想を持ったかもしれないが…。
ともあれ、今の実力だとザウバーは乗りこなせません。
787Bでもそうだったように、セッティングで素性を変えてあげよう。


おまけ。
嵐を呼ぶAIレーサー、直江B続にも走らせてみました。
マイペースで走らせて、1周目に出たタイムで比較。
R92CP:6'01.973
R89C:6'07.258
ミノさん:6'03.195
ザウバー:6'02.116

というわけで、B続と私とでは今回はぜんぜん違う結果がはじき出された。
基本的にミスをしないAIだとザウバーでも速いのだね…。

この企画、まだまだ続くぞ。



乗り比べ ニュルではこいつが ファイナルアンサー


ご意見、ご感想、次に走り比べて欲しいマシンのリクエストなどありましたら、総合掲示板まで。

実車での活躍は『嵐を呼ぶレース参戦記』をご覧ください!

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