GT4 峠最強伝説


最強ルマンカー決定戦その2



◇今回の出場マシン◇

BMW V12 LMR レースカー '99(Cr. 450,000,000)
トヨタ GT-ONE レースカー(TS020) '99(Cr. 450,000,000)
日産 R390 GT1 レースカー '98(Cr. 450,000,000)
マツダ 787B レースカー '91(Cr. 350,000,000)

歴代ルマンカーのうち、90年代に登場した4台にてニュルを激走してみる。
今回登場したうち日本製の3台は、いわゆる「マスターマシン壱号、弐号、参号」だ。
私の攻略記事の中でもおなじみのマシンだけに、実際に乗り比べるとどれくらい、走りが違っているだろうか。

さて、ルールはこれまでと一緒。
マシンは購入したときの状態のまま、電子制御だけオフにして走っている。
タイヤはデフォルトなのでミディアム。
足回りも本当ならニュルにあわせて車高を上げ、スプリングレートを下げたいのだが、それだと素性が変わってしまうので、あくまでデフォルトで走る。
なお、時間の都合により一台につき3周の走行とする。
相変わらず、このクラスのマシンを乗りこなすのは難しいが、がんばって走ってみましょう。
合言葉は、『努力と根性』だ。


BMW V12 LMR レースカー '99
駆動方式MR 最高出力799ps 車重900kg
タイム 1周目:
5'39.735
2周目:
5'37.151
ふむ、最初からいきなりの好タイムが出た。
なんとなくだが、サスペンションがしなやかで、多少は路面のギャップをうまく抑えて走らせてくれている気がする。
というわけで、3周目は攻めてみたが、激しくコースアウトしリタイアに終わった(笑)
落ち着いて、安全運転で走るにはそこそこ速くていいが、本気で攻めようとするとミスしやすい。そんなマシン。
楽しさ ☆☆☆ ううむ、走りやすいし、タイムも出るのだが、アドレナリンはあんまり出ない。
まだアウディR8のほうが楽しかった。
良くも悪くも、このマシンはすべてが80点の優等生って感じで、うまくまとまりすぎているような…。
でも、実際定点観測では、スウェーデン十字路も、364キロ全開。
最高速は368キロくらい。
さすがトヨタの野望を打ち砕いた名車だけにポテンシャルはやはり高い。
エンジン ☆☆☆ 6リッターV12のNAエンジン。
これまで乗ったマシンと比べると、低回転時のトルクが細いのか、早め早めにアクセルを開けてもホイールスピンしない。
どんどんアクセルを開けて走れるというのは魅力。
音も悪くないが、特に個性的な音ではないので、減点対象。
実際にはこのマシンの一番の強みは燃費なのだが、ゲーム上では再現されていないのが残念。


トヨタ GT-ONE レースカー(TS020) '99
駆動方式MR 最高出力776ps 車重900kg
タイム 1周目:
5'43.279
2周目:
5'37.218
BMWとほぼ互角のタイム。
3周目はもっと攻めたら、やっぱり激しくコースアウトしてリタイア。
タイムは均衡していても結構キャラが違っているので、乗り比べて楽しい2台かもしれない。
しかし、きわどい所でBMWに負けるあたり、ゲーム上でも歴史は繰り返したか…。
楽しさ ☆☆☆☆ 楽しいというか、乗りやすくてびっくりした。
さすがは空力が売りのマシンだけにダウンフォースが効いているのだろう、相当安定して走れる。
ただし、ダウンフォースが強い分スピードが殺されているのが玉に瑕。
足もしなやかで、ギャップも何のその、結構楽に走れる。
スウェーデン十字路354キロ全開。
最高速は360キロ。
ま、これくらいのスピードのほうが乗りやすくていい。
エンジン ☆☆☆☆ この特徴的なエンジン音はGT4でも健在。
3.6リッターV8ターボ。
パワーではBMWに負けているが、この場合、乗りやすさがこのマシンの武器なので、これくらいでちょうどいい。


日産 R390 GT1 レースカー '98
駆動方式MR 最高出力800ps 車重1000kg
タイム 1周目:
5'56.144
2周目:
5'50.928
一台だけダントツで遅い…。
なんというか、クラスが違う感じ。
フォーミュラみたいな他のマシンと比べ、こいつの乗り味は良くも悪くもGTカーのそれ。
楽しさ まぁ、なんとも楽しくないマシンだ。
とにかく反応が鈍いし、曲がらないし、跳ねるし、加速してくれないし。
GT3のときならいざ知らず、残念ながらGT4ではほとんど無用のマシンだな、こりゃ。
何とかタイムを出そうと3周目はハッスルしたが、ハッスルした分空回り(笑)
コースアウトを連発し、結局リタイアに追い込まれました。
駄目です…。
定点観測、スウェーデン十字路は348キロで一応全開で抜けられました。
最高速は361キロ。大したことありません。
エンジン 3.5リッターV8ターボエンジン。
音は、それなり。
でもマシンが駄目駄目なので、まったく持ってエンジン音を気持ちよく感じられません。
1トンの車重は、やはりここまで動力性能を落としてしまうものなのか…。


マツダ 787B レースカー '91
駆動方式MR 最高出力803ps 車重830kg
タイム 1周目:
5'37.588
R390とは違った意味で、非常に乗りにくい…。
まぁ、原因はわかっているのだが、車高が低くサスが硬すぎるので、ニュルに全然合っていない。
また、ミッションも5速なので、ニュルではレブに当って最高速が伸びない。
そんな悪条件にもかかわらず、それなりなタイムは出てしまう。
恐るべし。
なお、2周目も、3周目もマシンが吹っ飛んだため、タイム無し。
ピーキーすぎて怖いので、これ以上乗りたくありません…。
多分、ノーミスで走ればアウディR8並のタイムが出るのではないかと。
楽しさ 最高速は350キロどまり、スウェーデン十字路も同じくレブに当ってしまい346キロで余裕の全開クリア。
でもまぁ、きちんとセッティングしてやれば5点満点になるのだが、デフォルトでの状態があまりにひどいので大減点。
とにかく路面のギャップを拾って挙動が乱れてしまうので、乗ってて心身ともに疲れてしまう。
このマシンでニュルを走りたければ、しっかりセッティングをしなおすべし。
☆☆☆☆☆ で、特別にノーマル状態から、セッティングを変更。
車高をMAX、スプリングレートを、前9.0後8.0、ギア比を16にして1周だけ軽く走ってみる。
すると出たタイムが、5'33.502。最初の周からいきなり速い。
最高速も371キロを記録。
しかも、とっても乗りやすく、鼻歌交じりでベストラップ。すばらしく楽しい。
これなら星は5つ。やっぱ、セッティングって大事だねぇ。
エンジン ☆☆☆☆ マシンの重量もライバルと比べると軽いので、それも有利に働いているような気がするが、ともかく速いマシンだ。
ただ、一番の売りのロータリーサウンドだが、ヘッドフォンで聞くとなんかノイズの混じったような雑音ぽい音が入っていて、ちょっとがっかり。
まぁ、それがリアルなのかもしれないが、音だけ聞くとそこで多少減点。
ちなみに、GT3ではなぜかターボエンジンにされていたけど、今回はちゃんとNAになってた。
めでたしめでたし。



総括

本来の趣旨からいえば、ノーマル状態、デフォルトセッティングでの乗り比べなので、タイムではBMW V12 LMR、楽しさではGT-ONEに軍配が上がる、…のだが。
セッティングを変えただけで787Bがまったく違うマシンに生まれ変わってしまった(笑)
これでこそ、マスターマシン壱号だな。
が、この例外を認めてしまうと、最初から全部のマシンをセッティングして走りなおさなきゃならなくなるので、都合よく忘れましょう。
ともあれ、セッティングひとつでマシンのキャラクターが結構あっさり変わってしまうことをご理解いただければ、と思う。
この実験はなかなか面白いので、787Bをお持ちの読者さんは、ぜひお試しあれ。
ある種のカルチャーショックを受けること、間違いなしだ。


おまけ。
嵐を呼ぶAIレーサー、直江B続にも走らせてみました。
マイペースで走らせて、1周目に出たタイムで比較。
BMW:6'09.083
GT-ONE:6'16.202
R390:6'23.373
787B:6'03.660
ふむ、B続だとアウディR8より、マスターマシン壱号のほうが、タイムが出る。
あの乗りにくいマシンで、よくもまぁ…。
さすがAI野郎。

この企画、まだまだ続くぞ。



マスター、やっぱり最終回はモノクロなんですか?


ご意見、ご感想、次に走り比べて欲しいマシンのリクエストなどありましたら、総合掲示板まで。

実車での活躍は『嵐を呼ぶレース参戦記』をご覧ください!

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