GT4 峠最強伝説


4500万で買える最速マシン決定戦



◇今回の出場マシン◇

ホンダ ギャザズ ドライダーシビック レースカー '98
ホンダ S2000 LMレースカー '01
マツダ アテンザ ツーリングカー '02
ホンダ インテグラ TYPE R ツーリングカー '02
BMW 320i ツーリングカー '03
アウディ A4 ツーリングカー '03

これらのマシンは、すべてディーラーにてCr. 45,000,000で売っているものである。
プレカーではなくて、お金を出さなければ買えないわけで、じゃあどれが一番出費するだけの価値があるか悩むところだ。
今回は、そんな迷えるレーサーの為に、一番お買い得なマシンを決定しよう。

2月5日、もう一台4500万のマシンがあることに気付く(笑)
それが、オーストラリアのフォードのディーラーで売っている
2000 フォードファルコン XR8 '00
である。
いやはや、うかつ…。
そいつも走りましたので、最後に追加。


ホンダ ギャザズ ドライダーシビック レースカー '98
駆動方式FF 最高出力185ps 車重930kg
タイム 8'18.076 まぁ、パワーを考えれば、このタイムは納得だろう。
最高速225キロは後半のロングストレートではなく、序盤のスウェーデン十字路手前で記録。
というか、このパワーだとロングストレート後半の上り坂で失速します(笑)
楽しさ ☆☆ コースアウトしても、ほとんどスピンの危険なく、コースに復帰できる。
そういう意味では非常に安定志向のマシン。
パワーがないので、アンダーも出ないし、タックインで素早く向きを変えられるのも気分がいい。
しかし、如何せん単なるドライブ気分になってしまい、ニュルを攻めている感じがしない。
もうちょっとアドレナリンが出るようなマシンのほうが好み。
エンジン ☆☆ ええと、非常に顰蹙を買うような感想だが、蝉。
蝉である。音が。
8000回転を超えると、まさに蝉。
エンジンというか、蝉。


ホンダ S2000 LMレースカー '01
駆動方式FR 最高出力320ps 車重1050kg
タイム 7'10.830 最高速は265キロ。
ちょうどGT300クラスのマシンと互角に戦えるようなタイム。
パワーも同じくらいだし、事実上の同クラス。
そういう意味ではウェッズスポーツセリカや雨宮FDには若干及ばず。
しかし、サルトサーキット用に鍛えられた(と思われる)しなやかな足回りは、縁石を大胆にカットしても挙動が乱れず、実に乗りやすい。
まさに耐久向けマシンって感じで疲れず、速く走れる。
楽しさ ☆☆☆☆ もともとのS2000の素性が素晴らしいだけに、非常にレベルの高いマシンに仕上がっている。
とにかくよく曲がるし、安定したしなやかな足を持っている。
ただ、あまりにもグリップがよいので、まったくオーバーが出ないのが若干不満。(贅沢だが…)
振り回して遊ぶなら、もう少しタイヤのグリップを落としたい。
エンジン ☆☆☆☆ 12000回転オーバーまでブン回る、すごいエンジンが搭載されている。
音もいいし、パワーも申し分ない。
ただ、タコメーターが微妙に合ってなくて、18000回転まで表示されるタイプなので、針があまり振れてくれないのが不満。
大体8000回転から12000回転のあたりをメーターの針が行ったりきたりするので、角度にして30度くらいしか動かないのだ。
タコメータの針がすごい勢いで回るのが、高性能エンジンの楽しみなので、そこが減点ポイント。


マツダ アテンザ ツーリングカー '02
駆動方式4WD 最高出力301ps 車重1070kg
タイム 7'34.456 最高速265キロはS2000LMと全く同じだった。
しかし、“レースカー”と“ツーリングカー”の違いは想像以上に大きい。
S2000が鼻歌交じりで全開でクリアできるコーナーが、アテンザでは曲がりきれない。
結果、タイムが25秒も遅い。
ただ、このマシンのいいところはブレーキ。
これが実によく止まる。S2000よりも制動距離は短いだろう。
さらに、アクセル全開ではアンダーが出て曲がりにくいが、ちょっとだけ左足でブレーキを踏んだり、タックインをすると、結構素直にフロントが入ってくれる。
これが結構楽しい。
4WDの走り方を学ぶにも結構いいかもしれない。
楽しさ ☆☆☆ まぁ、S2000と比べるのは悪いが、コーナーを抜ける気持ちよさがだいぶ劣っている。
やっぱりアンダーが出るマシンは、点数も辛めだ。
エンジン ☆☆☆☆ 想像以上によかった。
気分よく吹け上がるNAで、10000回転までブン回る。
音もいいし、特に不満はない。なかなかいいと思います。


ホンダ インテグラ TYPE R ツーリングカー '02
駆動方式FF 最高出力310ps 車重1050kg
タイム 7'45.133 最高速は248キロ。というか6速240キロでレブリミットに当ってしまい、それ以上速度が伸びません。
FFながら相当のハイペースで周回できる。
おそらく世界最速のFFマシンだろう。
楽しさ ☆☆☆ う〜ん、FFのレーシングカーとしては、抜群に楽しいのだろうが、如何せん私はFFがそれほど好きではないので、点数は低め。
さすがに超高速コーナーでアンダーが出るので、いささかストレスがたまる。
特に、ニュルの路面のバンピーなところでは、フロントが跳ねるたびにステアリングのフィードバックがスカスカ抜けるので、なんだか落ち着かない。
ただ、300馬力のパワーをしっかり受け止める足回りではあるので、ひどいアンダーには悩まされることはない。
エンジン ☆☆☆☆☆ このエンジンはいいね。11000回転からレッドゾーンでそこまでスムーズに回ってくれる。
音もいいし、攻めてるって気になれる。
アテンザのエンジンもよかったけど、どうせならこっちと交換したくなるなぁ(笑)


BMW 320i ツーリングカー '03
駆動方式FR 最高出力261ps 車重1140kg
タイム 7'38.194 最高時速は249キロ。
さて、このマシンで唯一不満があるとすればミッション。
5速の非常にワイドなギア比で、なんとこのニュルでも4速までしか使わない。
この5速が入るのはどんなサーキットなんだろう?
これがもうちょっとクロスした6速ミッションだったらもっと楽しかっただろう。
さて、タイムだが50馬力も非力なのにインテRに勝っちゃいました。
もうちょっと頑張ればアテンザも…、ってそれは無理にせよ、結構速いね。
楽しさ ☆☆☆☆ ギアの問題が何とかなれば満点。
非常によく曲がるし、よく止まるし、ハンドリングもいい。
若干路面の変化に敏感すぎる感もあるが、全然許容範囲内。
やっぱこれくらいのパワーで、足回りが熟成されたマシンでニュルを走るのは本当に楽しい。
アミューズS2000の域にはちょっと足りないが、それでも十分ニュルの愉しみを味わえるぞ。
エンジン ☆☆☆☆ ホンダに匹敵するくらいエンジンにこだわっている自動車メーカーは世界中でも、BMWくらいだろう。
その技術をつぎ込んだこいつは9000回転まで回る、かなり元気のいいエンジンだ。
惜しむらくはギア比が広すぎてエンジンの吹け上がりがいまいち鈍い。
クロスミッションに変えるだけで、楽しさ倍増、評価も満点になるエンジンだろう。


アウディ A4 ツーリングカー '03
駆動方式FR 最高出力461ps 車重1080kg
タイム 6'32.341 ここまでに登場したマシンは全部レーシングのスーパーハードタイヤを装着していたのだが、こいつはミディアム。
それだけでも、ずるいのに、パワーが461馬力もある。
なら、速くて当たり前じゃないか。
最高速度も290キロとやっぱり速い。
それにしても、このマシンはニュルをウルトラスムーズに走らせてくれる。
運転がうまくなった気分。
ヤバイです。こいつでの走りはかなり気持ちいいです。
4500万あったら、迷わずこいつを買いましょう。
GT500マシンの1/3の値段で、この性能。ぶっちゃけありえない。
楽しさ ☆☆☆☆☆ 出ました満点!
というか、ここまで乗った5台が、完全に引き立て役になってしまう。
つまり、レベルが違う。桁が違う。クラスが違う。
物凄いハイスピードでも全開でいけるコーナーが多い。実に爽快!
それにしても、DTMマシンがここまですごいとは思わなかった。
B-specでお金を集めるために走るだけじゃもったいない。
DTMは自分で走ろう!
エンジン ☆☆☆☆☆ ここまで気持ちよく走れるんだから、エンジンに対する不満もゼロだ。
さすがルマン王者R8のノウハウをつぎ込んだレーシングカーだ。
完璧。
むしろ、この企画ではなくてDTMマシン乗り比べで出すべきだったなぁ。



総括

最後に乗ったアウディA4がおいしいところを全部持っていってしまった。
完全にやられました。参った。
このマシンのニュルとの相性は抜群だね。
それ以外のマシンの印象はかすんでしまいました(笑)
DTMでもニュルを2周走れるので、ぜひ参戦して、資金稼ぎと練習を兼ねて走りこみましょう。
なにせ、DTMは総合優勝すると8000万くらい儲かります。
ってことは、1回勝つだけでこのマシンの元が取れちゃいます。
そういう意味でも、A4が一番のお買い得マシンです。決定です。


おまけ。
嵐を呼ぶAIレーサー、直江B続にも走らせてみました。
マイペースで走らせて、1周目に出たタイムで比較。
シビック:8'41.563
S2000 LM:7'48.068
アテンザ:8'02.942
インテR:8'05.309
320i:8'21.413
A4:7'12.574

それなりに、それなりなタイム差が付いてますな。
B続だと、やっぱり320iでインテRのタイムは抜けない模様。

この企画、まだまだ続くぞ。

2月5日、追加。

2000 フォードファルコン XR8 '00
駆動方式FR 最高出力608ps 車重1350kg
タイム 6'32.448 1周目でこのタイムが出ました。
アウディA4の記録を抜くな、という神の思し召しなのか、2周目はスウェーデン十字路に303キロで進入したらさすがに曲がりきれずに吹っ飛びました。
ダートを激しく走った後、コースを横切ってフェンスに激突。
多分死んでますな(笑)
というわけで、そこで終了。
最高時速は313キロとさすが600馬力オーバー。
そのくせコーナリングスピードもA4並に速く、アンダーも出ない。
なんだ、すげぇいい車じゃん。
見てくれの割りに(失礼)、かなり乗りやすく、速いぞ。
…死んだけど(^^;
命知らずの方にぜひ(笑)

なお、これは余談だが、生き返ってからの3周目、6'23.182が出た。
知〜らないっと。
楽しさ ☆☆☆☆ ここまで速いとちと怖い。
なんというか、余裕で走ってもすごいタイムが出せちゃうんで、簡単に手を抜けちゃう。
その点、アウディA4はマシンの能力を限界まで引き出そう、という気になるので、その部分が差となった。
まぁ、お手本のような乗りやすいマシンなので、ハイパワー車の練習にもいいかも。
エンジン ☆☆☆☆ NAだけど、トルクもパワーも必要十分な5リッターのV8エンジン。
音もいかにもなレーシングカーサウンド。
いいんじゃないかな。

更に余談。
直江B続氏のタイムだと7'05.969。
A4にも勝ってます。


空だって飛べるさ


ご意見、ご感想、次に走り比べて欲しいマシンのリクエストなどありましたら、総合掲示板まで。

実車での活躍は『嵐を呼ぶレース参戦記』をご覧ください!

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