嵐を呼ぶレーサー“直江雨続”の

『嵐を呼ぶレース参戦記』



第二十三話「嵐を呼ぶジムカーナVその1」

◇前フリ◇



2007年7月15日、『OSL4輪じむか〜な』の第三戦前夜…。

私こと、自称嵐を呼ぶレーサー直江雨続はブログを書いていた。

決戦前夜の程よい緊張感、高ぶる期待、そしてちょっぴりの不安…。

そんな常にない精神状態を落ち着かせるように、 『二代目嵐を呼ぶアルトワークス、ジムカーナデビュー前夜』を更新。

更新時刻は22時32分21秒である。

それから私はおもむろに布団にもぐりこんだ。

なにせ、明日の予定起床時刻は早朝5時(!)

たっぷりの睡眠は100%の全開走りをするためにも絶対に必要な重要事項である。

一説によると徹夜後などの極度の睡眠不足での走行は、それこそ酩酊状態での運転に匹敵するくらいにドライバーの判断ミスや操作ミスを誘うそうな…。

さらには眠気でぼーっとした頭では例のくねくねのうねうねであるジムカーナコースのレイアウトを覚えられないであろう。

そうなればミスコースを連発し、むなしくノータイム。また恥をかくことになりかねない。

まさに睡眠不足はジムカーナ最大の敵と言えよう。

だが心配ご無用。

私はそのまま11時前にはすっかり熟睡モード。

あとは朝までぐっすりである。



◇??◇

F1ブラジルグランプリ。

レース途中から降り出した豪雨にも負けず、フェラーリのキミ・ライコネンとフェリペ・マッサが見事なワンツーフィニッシュ。

シャンパンファイトを終えた二人を私は笑顔で祝福した。

「おめでとう! さぁウィニングランだ!」

そして私はライコネンとマッサを嵐を呼ぶアルトワークスの後部座席に座らせた。

私は助手席に座る。

エンジンが始動。

初代嵐を呼ぶアルトワークスの車内に懐かしい騒音と振動が響く。

むき出しの内装に聞きなれたサウンド、…って、あれ? このマシンは後部座席は取っ払ったはずじゃ?

まぁ、いいや、さぁコースを一周しよう。雨が降ってるから気をつけて。

「ほにゅ?」

なんだ、ほにゅって? どうしてうちのヨメがハンドルを握ってるんだ?

ヨメの運転で私、ライコネン、マッサを乗せた初代嵐を呼ぶアルトワークスがコース上に飛び出していく。

ってか、やたらと速いぞこのマシン。大丈夫か?

ヘビィウェットのコース上をえらい勢いで全開ドライブ。

しかし、当然ながらブレーキを踏まないと曲がりきれないコーナーもあるわけで…。

「ちょ、アンダー出てるって!!」

「アンダーってなに?」

なっ!?

曲がりきれない!!

キュルキュルキュル〜。

あえなくコースアウト。

「何やってんだ! アンダー出てるって言っただろ!」

思わずヨメを叱り飛ばす私。

「だってアンダーなんて知らないもん!」

言い返すヨメ。

「だから、アンダーってのはアンダーステアの略で…」

「知らないもん」

「知らないもんじゃない」

「知らないもん。雨続君が悪い」

「俺が悪いんかーーーーっ!!!」

「…ぬあっ!?」

夢でした。


何故にブラジル? 何故にライコネン?

そして何ゆえヨメが初代に乗ってたんだろ…。

ともかく、本気で縁起でもない夢でした。

私の深層心理が見せたんでしょうか。

とりあえず、時計を見ます。

午前1時でした。

2時間寝たところで悪夢にうなされ目覚めてしまったようです。

起き上がってみると全身ひどい寝汗で気持ち悪いです…。

のども渇いています…。

「やれやれ…」

仕方ないので起き上がった私はエアコンのスイッチを入れ、さらに冷蔵庫からヴァームウォーターを取り出しごきゅごきゅっ。

「ぷはぁ…」

やれやれ生き返りました。

「どうしたの〜? 寝たんじゃないの?」

ヨメ登場です。

さっきはひどい運転でアルトワークスをコースアウトの憂き目に合わせた張本人。そして理不尽な反論で私を夢から覚めさせた悪の権化です。

ここはひとつ亭主としてビシッと言ってやりましょう。

「変な夢見た〜」

「はぁ…?」

ヨメは他人事のようです。

ここはきっちりと問い詰めてやりましょう。

「いや、ウィニングランで、何故か君がアルトワークスを運転してて――、」

「…はぁ?」

ヨメ、語尾上がってます。ちょっとガラ悪いです。

「俺がアンダーだって言ったのにそのまま突っ込むから――」

「は? …なにそれ」

「アンダーって言うのは、アンダーステアのことで――」

「知ってるよ」

「…あれ?」

終わった。


すみません、どうやら私は寝ぼけているようです。

「???」

ヨメが不審がっております。

えーと…。

どこまで説明したものか、とりあえず冷蔵庫からみかんを取り出し、それを食べつつさっき見た夢の詳細をヨメに語ります。

それを聞いたヨメの感想。

「そりゃ、アンダーは知ってるけどとっさに言われればそういう反応するでしょ。夢のあたしは正しい」

「俺が悪いんか」

「悪い」


どうやらそう言うことらしいです。

これが夫婦の力関係です。

勝ったためしがありません。


そんなこんなで1時半になってしまいました。

TVをつけたら「さよなら絶望先生」がはじまりました。

ヨメと二人で鑑賞。

非常に面白いです、このアニメ。

さらに2時からは「らき☆すた」がスタート。

ヨメと二人で鑑賞。

かなり面白いですね、このアニメ。

WAWAWA忘れ物〜♪

ん?

忘れ物?

なんか忘れてないか、私?



「雨続君、寝なくていいの?」








それかっ!?





うっかりです。

うっかりさんです。

だめだめです。


どうしましょう。5時起きなのにもう2時半過ぎてます。

あと2時間半しか寝れませんよ?


慌てて布団にもぐりこみます。

どうしましょう。このままでは睡眠不足確定ですよ?

注意力が落ち、集中力に欠け、判断力の低下が招くもの…。

二代目嵐を呼ぶアルトワークスのサーキットデビューの日だというのに…。

事故ったらどうしよう…、壊したらどうしよう…。

私の心は不安で押しつぶされそうです。

どうしてこういうとき、人間って悪いことばかり考えてしまうのでしょう…。


目をつぶった私の脳裏に、かつてしのいサーキットでの走行会の衝撃映像がよみがえります。

私の真横で砂煙を上げながら二転三転と転がるカプチーノ…。

私の前で完全にひっくり返ってコース脇にむなしく止まったKeiワークス…。

参戦記を書くことも憚られるような、封印したはずの忌まわしき記憶が…。

どうして私の走行時間はすべて赤旗で中断ですか?


それとも、眠気による記憶力壊滅で2本ともミスコースだったら…。

2年前の悪夢。

忘れたいのに忘れられない闇の金字塔。

あの伝説…。















いけません。

このままでは駄目です。

いい事を考えましょう。

そう、私はぐっすり眠れます。

そして明日はミスコースもなく、事故もなく、トラブルもなく、無事に帰ってこれるはず…。

そうです。人間そうそう悪いことばかりは起きないはずなのです。

さぁ、今は心静かに休みましょう。

とにかく、寝ることを考えましょう。



寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃアメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃタメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、でも眠れない、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダノだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダ〆だ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメた、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、あ、もう3時だ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、根なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃカメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダXだ、寝なきやダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃウメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃコメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なキゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、あ、4時になった、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ、寝なきゃダメだ…。







◇朝4時半◇




一睡も出来ませんでした。



ご期待ください!(何をだ?)





◇身支度◇


えっと、とりあえずどうしても眠れなかったのでもうだめです。

人間諦めが肝心ですねっ♪

4時半に布団から起きだし、シャワーを浴びて眠気を飛ばし、リポビタンDを補給し、諸々の身支度を整えて家を出ました。

早朝の駐車場。アルトワークスの前に立ってあることに気づきました。

一昨日、昨日と雨が降っていたので(ってか台風4号が来てたので)結局ジムカーナ参戦前だというのに洗車が出来なかったのです。

そうですね、まだ時間に余裕があるので軽くフクピカで拭いておきましょう。

ふきふき〜♪

窓拭き〜♪

じむか〜な♪

らぶらぶ〜♪

げっちゅ〜♪

じむか〜な♪


…ほぼ徹夜で変なテンションです。

まぁ、人様に見せても恥ずかしくない程度には汚れを落としておきました。

代わりに直江雨続は人様に見せるにはちょっと恥ずかしい有様です。


さて、時刻は6時。いよいよ出陣です。

予定では桶川スポーツランドのゲートオープンは7時。

超余裕で間に合いますね。


エンジンを始動し、音楽を聴くべく直江i続を接続。

さて、読者の方、特にクルマ好き、イニシャルD好きの方の多くは、クルマの中でかける音楽はユーロビートや、テンポが良く、スピード感あふれる曲を好まれるだろう。

私もその例外ではないが、今回もちょっと違う方面からアプローチしてみた。

今回のテーマソングは、

そう、この嵐を呼ぶレース参戦記の主題歌的替え歌『乗ってけ!アルトワークス』です。

桶川までの間どうぞっ!



『乗ってけ!アルトワークス』


全長3メートル そりゃ軽ってことかい? ちょっ!
シングルカムのエンジン…だぁぁ不利ってこたない ぷ。
がんばっちゃ やっちゃっちゃ
そんときゃー青旗 ゆずるっす ぎョッ
汗(Fuu)々(Fuu)の耐久に Racer racer F R E E Z E!!

なんかヤるー なんかデるー
アレに出るー あれ本気でレース出るんるー
かなり無謀ー 高速道ー
追い越し道ー いーかげんにシナサイ

乗ってったアイツの座るシートって
所謂ふつーのドノーマル
驚いたあたしだけ? ポンコツ レカロに おかわりだだだ

(間奏)
雨続「よし、このレース中にヒール&トゥをマスターしてやるぜ」
kyu氏「走りやすいうちに、一番下手なやつを乗せておくのがいいんじゃないの」
T氏「いや〜、周りが速すぎてさ、どうにもならんわ」
E氏「なんでノーマルの俺らが給油せなあかんの?」

BON-BON ジムカーナ
Let's get! チーム名
RUN-RUN 走行会
Look up! 横転ショー
はい! 存在感・・(てんてん)最後尾
クオリファイ 負けました ぼーぜん
トップに劣って10秒じゃー

乗っていけ!
最後に笑っちゃうのはアルトのはず
軽が好きだからです←結論
ターボ付きなのに!
上り遅いのどうするよ?
ワークスがいいのです←キャ? ワ! イイv

ドライバー交代 するまでってちゅーちょだ やん☆
がんばって はりきって Beginner racer P L E A S E!!

もりあガりー もりさガりー
抜かしたりー まだ内緒にしといて順位ー
中盤どうー? 用心棒ー
ヴィヴィオにゴー ちょーしこいてギョクサイ

踏んでったアクセル 心臓にワルイって
大袈裟ちらーり 初心者マーク
絶対じゃん 素人じゃん? 猫足 車高調 おねだりだだだ

MON-MON 暴走伝
Let's go! サーキット
YAI-YAI 走行中
What's up? アルトワークス
おい! 喪失感¥¥オークション
さがしたら見つかってとーぜん
即決落札ケネンナーシ

乗ってみな!
入賞狙っちゃうのはアルトの挑戦
レーシングスーツ着なくても=あたし

終盤はどうよ?
リタイヤなんてありきたり!
完走はかんたんよ=ラクチン?

時速140 踏みっぱでがまんだ ぎゅ☆
胸どっきん 腰ずっきん こりゃ すんげーすんげーストレート!

(間奏)
E氏「おおーっ、57秒台や」
T氏「出た? いきなり?」
雨続「速ーっ」
T氏「乗ってるねぇ」

雨続「あれ? 譲ってくれないの、あの人…?」
E氏「抜かれたーっ」
雨続「逆に一台入られちゃった…」
E氏「だめだよ〜」

雨続「おおーっ テールトゥーノーズになった」
kyu氏「やったーっ!」
雨続「いけるか? いけるか?」
kyu氏「直線でも速いぞこっちのほうが」
雨続「抜くか? 抜くか?」

雨続「うぉぉぉあぶねぇっ すげーっ」
T氏「どうしたん?」
E氏「片輪走行!?」
雨続「2秒くらいあの白いやつの片輪浮いてた」
kyu氏「横転しそうになって片輪で、そっからあのへんまで片輪だった」

E氏「11番手!?」
kyu氏「おおっ!? すげーっ」
雨続「11番手!?」
E氏「もうすぐシングルやぞ」

kyu氏「あああーーーっ!?」
E氏「赤旗やん、もう」
雨続「最後の最後で…」

E氏「来たよ完走」
雨続「なんと、B.A.R.スズキ完走しました! しかもトップチェッカーで」

BON-BON ピットイン
Let's get! ガソリン!
RUN-RUN ファステスト
Look up! 掲示板
HI! オーバーテイク
Love is B.A.R.

運だけだー運だけだーうりゃうりゃ
走って走って負けんなー!

乗っていけ!
最後に笑っちゃうのはアルトのはず
軽が好きだからです←結論
ターボ付きなのに!
上り遅いのどうするよ?
ワークスがいいのです←キャ? ワ! イイv

やっぱりね
最後に笑っちゃうのはアルトのはず
軽が好きだからです←結論

全長3メートル そりゃ軽ってことかい? わお!
シングルカムのエンジン…よぉし不利ってこたない ぽ。
がんばっちゃ やっちゃっちゃ
あんときゃー黒ヘル ジャージで ハッ

汗(Fuu)々(Fuu)で入賞 B.A.R.  A M U S E!!


元ネタ
『もってけ!セーラーふく』
作詞:畑亜貴/作曲・編曲:神前暁
歌:泉こなた(平野綾)柊かがみ(加藤英美里)柊つかさ(福原香織)高良みゆき(遠藤綾)




…はい、桶川までは替え歌なんぞを口ずさみながら30分程度のドライブで到着。

途中寄ったコンビニで朝飯も調達済みです。

さて、桶川スポーツランドにたどり着くには必ず通らなければならない試練の道があります。

いわゆる桶川車検ロード。

ものすごいガタガタであちこちに穴が開いている低車高マシン泣かせの道です。

ここを無事通過できることがOSL4輪じむか〜な参戦の車検代わりなのです。

しかも今日は台風4号が残した爪痕、すなわち水溜りがたっぷり残っています。

それをばっしゃんばっしゃん通過しつつ、そしてせっかく綺麗にしたマシンを汚しつつゲート手前に到着です。

…涙が出そうです。


ゲート前。そこにはすでに10台ほどのマシンが列を作っていました。

ゲートオープンの30分も前だというのに皆さん早起きですねっ。


しばし車内で朝ごはんのサンドイッチとおにぎりをほおばっていると、やたらとかっこいい青のNSXが登場です。

ってか、NSXをこんなに間近で見るなんて…、直江雨続軽く感動です。

そのNSXは列を作っている皆さんの脇を悠々と通り過ぎ、そのままサーキットに入っていきました。


そう、

もうお分かりですね?

このNSXに乗っているのが誰なのかっ!

はい、この「OSL四輪ジムかーな」を企画、運営していらっしゃる大江賢一校長先生の登場でしたっ!

いや〜、校長カッコいいよ校長。


サーキットに一人に佇み本日のジムカーナコースレイアウトを考案中?な校長。

てなわけで、ゲートオープンまでの時間、我々がサーキット横の土手で見ている前で、大江校長の試走が始まりました。

全日本ジムカーナ選手権にも出ている『ASSO GEN NSX』が桶川を快走します。

さすがの動き、鋭いレスポンス。

そして何よりドライバーの腕が織り成す最高のショーです。

動画をちょっとだけどうぞ。

いや、デジカメに動画を撮れる機能がついていてよかった。

とっさに撮影しましたが、おかげで貴重な映像をお届けできました。

こんな感じで今日走るコースを校長が自分で確認しているんですね。

そう、同じようにこのレイアウトでこのあと私も走るんです。

楽しみですねぇ〜。



◇7時、ゲートオープン◇




各車続々とサーキットに入っていきます。

私も二代目を走らせ入場。

とりあえず本日のMyピットとなるべき場所を求めて目を光らせます。

そう、コース脇に隣接していて観戦しやすい場所を狙ってこれだけ早く来たのです。

たぶん10番目くらいに入場したので、場所はどこも空いています。

と、私の目に映ったのは同じアルトワークスの姿。しかもコース脇のナイスポジション。

えーい、隣に停めちゃえ。

まぁ、私がどこに陣取ったかはトップページの写真でお分かりですね?

というわけで、二台仲良くアルトワークスが並ぶ魅惑のエリアの完成です。

今日一日、ここが私のピットです。


◇走行準備◇




さて、ピットとなる場所を確保した後は、荷物を降ろします。

そうですね、いわゆるひとつの軽量化でございます。

スペアタイヤやらシャアナビ(違)やらなにやら、とにかく余計なものは全部降ろします。

そして次に車載映像を撮るためのハンディカムの設置です。

ただし、初代と違って二代目には後部座席が残っていますし、ロールバーもついておりません。

初代ならロールバーに付けていたのですが今回はちょっと知恵を絞りました。

日曜大工のノリでこんな感じでどうでしょう。

びっくりどっきりメカ

どうですこの素敵な仕様。

まず、近所のコジマ電気で買ってきた三脚(1000円)。

そして近所のイトーヨーカドーで買った(けど使っているうちに壊れてしまっていた)押し入れ用の突っ張り棒。(たぶん1500円くらい)

そうです、ハンガーをかけるためのアレです。

実は長さを調節した後で伸縮部分を固定するためのネジ部分が壊れてしまっていたのですが、こんな用途に使えるだろうと思い捨てないでいたものです。

まさにリサイクル精神の表れですね。

カメラのアングルを調節しながら三脚をセッティング後、それを支えるための突っ張り棒をさながらタワーバーのように設置。

目いっぱい伸ばして両端に貼った両面テープにてマシンと接着させ、かつ伸縮部分にビニールテープをぐるぐる巻いて長さを固定。

そして三脚ともビニールテープでぐるぐると密着させて固定。

出来上がりであります。


それから受付を済ませ、ゼッケンをもらい、この日のために色々作っておいたマグネットステッカーと適当に貼り付けて戦闘準備完了!


それっぽく外見も武装!


あ、ちなみに車検ロード通過の証である泥はね汚れはしっかり拭き取っておきました。


そんな感じで準備に勤しんでいるとサーキットにT師匠が到着しました。

今日は私の応援のため、わざわざ朝早くから来てくれたのです。

ちなみに師匠は一昨日の平塚での水没カートレースの影響でちょっと風邪気味のご様子。

睡眠不足の私と風邪気味の師匠…。


テンションの低い二人でお送りしてまいります。


到着早々ですが師匠御自ら二代目のタイヤの空気圧をチェックし、さらにホイールナットをきっちり締めなおしてくれました。

まさに応援兼メカニック兼コーチ兼カメラマンとして、今日一日直江雨続をがっちりサポート。縦横無尽八面六臂疾風迅雷の大活躍なのです。


というわけで、まずは午前中2度の練習走行の時間が始まります。

そして午後はいよいよジムカーナの本番走行です。

直江雨続と二代目嵐を呼ぶアルトワークスの長い一日、まだまだ続きます。


◇次回予告!◇


なんか思いがけず前フリだけで1話分書いてしまいました。

いよいよ次回、今度こそ二代目がサーキットを激走しますぞ。

強力なライバルの出現、そして懐かしき戦友(とも)との再会。

直江雨続と嵐を呼ぶアルトワークスが織り成す新たなる物語。

そしてサーキットに吹き荒れる感動の嵐!


次回、『嵐を呼ぶレース参戦記』第二十四話


「嵐を呼ぶジムカーナVその2」


ご期待ください!




今回も長いお話でした。最後まで読んでいただきありがとうございます。記念に押してやってください。

2007年7月29日、未公開動画をブログのほうでおまけとしてお届けします。
詳しくは、ブログ記事 『嵐を呼ぶジムカーナVその1』のおまけを参照ください。


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