嵐を呼ぶレーサー“直江雨続”の

『嵐を呼ぶレース参戦記』



第二十二話「嵐を呼ぶ参戦準備」

◇前フリ◇



2007年7月16日(海の日)、『OSL4輪じむか〜な』の第三戦が桶川スポーツランドにて開催される。

当然、嵐を呼ぶレーサー直江雨続は二代目嵐を呼ぶアルトワークスにてこの大会に参戦を決定。

二代目にとってはこれがサーキット初走行ともなるため、数週間前から、私はメンテナンスやチューニングにあれこれ時間とお金と手間と愛情を費やすことになった。

当日の様子をお伝えする前に、まずは私の準備の記録をご覧いただきたい。

一部失笑されるかもしれないが、直江雨続はマジである。

本気と書いてマッハである。


◇直江雨続、散財日記◇


まずはステッカーチューンと車内小物の購入、エアクリーナーの交換については、前回の嵐を呼ぶレース参戦記21話、『嵐を呼ぶ貧乏チューン』にてご覧いただきたい。

そこからさらにあれこれ購入、装着したものがあるので時系列に沿って説明しよう。


2007年6月18日。


たまたまこの日有給休暇を取得していた私は、ドライブがてら近所のカー用品店を巡って二代目に装着できるいいパーツがないか物色していました。

すると、発見。

ハッケンの品格。

買ってしまいました。SUZUKI SPORTのチタン製WRタイプシフトノブ。
スズキスポーツの HP を見たら、すでに販売終了となっているレアアイテム。
見つけた瞬間衝動買いです。

えっとそのスズキスポーツの商品説明から引用しますと、

以下、引用


スズキスポーツ・WRタイプノブは、ジュニア世界ラリー選手権(JWRC)に参戦中のスズキ・イグニスSuper1600(日本名スイフト)に採用されているジュラコンシフトノブをモデルにデザイン。 Φ44球面の中央部に2本の溝を入れたデザインは、レーシンググローブ使用時の滑りを防止します。

●チタンノブ
チタン削り出しによる最高の質感と適度な重量感を併せ持ち、 スズキスポーツブルーのメタリックカラーが車内の雰囲気をさらに高めます。

引用ここまで。

なんだそうですよ。

このページを見た瞬間から、私は欲しいな、と思っていたのですがいかんせん『販売中止』のパーツ。

どこかで売っているのを見かけたら即買いだなと。

そしたら本日行ってみた某スーパーオートバックスに置いてあったではありませんか。

当然のようにお店に置いてある最後の一つでした。

しかも心なしか手にとって見ると埃をかぶっている…。

ああ、こいつは私に買ってもらうまで、もうずいぶんと待ち続けていたに違いない…。

情が移りましたね。買うしかないでしょう。

ってことで、自宅に持ち帰り、一応写真を撮ってからマシンに装着です。

箱の裏の写真でございます。

これが純正のシフトノブ。これをぐりぐりとまわして取り外します。

シフトノブを取り外した状態がこちら。

そしてスズキスポーツのチタンノブをぐりぐりとまわして装着。
う〜ん、左手に馴染む。まるで手のひらに吸い付くようだ…。
180gの重さもあり、シフトチェンジがさくさく爽快に。

というわけで、この日の収穫その1。スズキスポーツのチタンシフトノブ。

お値段は見ての通り10500円なり。

…もちろん、これだけではありません。

別のオートバックスになにげにおいてあったのが、あのアイテムです。

即座に購入です。

ご覧の通りである。二代目嵐を呼ぶアルトワークスに標準装備されていたステアリング。
それがなぜ、こんなところに?

そう、言うまでもありませんね。

すでにブログの記事 『嵐を呼ぶからヨメに内緒のチューニング』 でも先行公開したとおりです。

MOMOのステアリングを購入し、すぐに装着したのです。

ま、定価と比べそこそこお安く買えました。

MOMO RACE METAL 外径350mmφ ブラックレザー/ゴールドスポーク
【メーカー希望小売価格】 \33,600(税込)
+ステアリングボス6000円。

あこがれのMOMOステアリングですよ。MOMO RACEですよ〜。
ゴールドスポークは二代目装着のRAYSのゴールドのホイールと合わせてみました。

いや〜、車内がなんだか引き締まった感じがしますねぇ。
ゴージャス、そしてスポーティ。ビバMOMOステ!
見た目も素敵ですが、握った感じも手に馴染み、非常に操作しやすいです。
運転の楽しさも当社比1.5倍に! う〜ん、これはジムカーナが楽しみ。

さて、取り外した純正のシフトノブですが、どうしたものか…。

純正ステアリングも、とりあえず引き取ってきたものの部屋に飾るくらいしか用途がない…。

ま、そんなわけで、この日は二代目のシフトノブとステアリングを一新しました。

ちなみにステアリング交換の実費ですが、

WJR ステアリングボスR410:6000円。
MOMO RACE METAL 35BK/GO:19800円。
ステアリング交換工賃:3150円。
〆て28950円。

シフトノブの10500円と合わせると4万円近い出費でした…。


そして私の部屋には謎に純正ステアリングとシフトノブが飾ってあります。


どうしよう、これ…。


2007年6月24日。


えーと、実はステアリングを購入した際、ついでにとある部品も注文しておりました。

それをこの日装着。

これまたブログにて 『ヨメに内緒のチューニング、後日談』と先行公開しました。

そうです。プロジェクトμのテフロンブレーキラインを買ったのです。

さらに、ブレーキフルードはレーシングギアの4.2を購入して充填。

この二つをあわせて、ブレーキフィールは格段に向上。

サーキット走行で一番大切な、ブレーキングを躊躇なく行えるようにしました。

ま、ブレーキ自体は純正のノーマルですが、走ってみて制動力に不足を感じたら、チューニングするかもしれません。

これは当日判断します。

これがそのプロジェクトμのテフロンブレーキライン。装着前に撮影。

交換した純正ブレーキラインとすっかり劣化(?)していたブレーキフルード。

というわけで、この日もまた結構な散財…。

プロジェクトμブレーキホース:18375円。
RG ブレーキフルード4.2:1890円。
ブレーキホース交換工賃:8400円。
〆て、28665円なり。


でも、それだけじゃありません。

オートバックスにてブレーキホースを交換後、実はさらに近所のホームセンターへ。

そこで色々と工具やある部品を購入してきたのです。


◇直江雨続、工作日記◇



皆さんは覚えておいででしょうか。

うちのヨメの伝説の一言を。

そうです。

初代嵐を呼ぶアルトワークスに対して言い放ったあの名言。

「この車、酔うから嫌い。ステッカーをベタベタ貼ってあるのもカッコ悪いし」


カッコ悪い?

えーと、私にとっては半ばトラウマと化しております。

こうして文章に書くだけでも、涙がにじんでまいります。


したがって、二代目に対しては無節操に「水曜どうでしょう」のステッカーやらなにやらを貼るのはやめました。

今回はあくまでエレガントに、格調高く、カッコよく、そして統一したポリシーの下で外見を決めていきましょう。

ま、そんなわけで、スズキスポーツ仕様に統一し、ステッカーを貼る場所も吟味した上で、作業したのが前回の参戦記。

そうして出来上がった新生アルトワークスに対し、ヨメいわく、




「…また、うざくなってきた」





(゜Д゜)


OTL

直江雨続会心のステッカーチューンを一刀のもとに切り捨ててくれました。

ありがとうヨメ。さすがヨメ。


そんなわけで、私とヨメとの間には『これ以上はステッカーを貼らない』という不文律が出来上がってしまいました。

ええ、100%私のお金で購入、維持している私のマシンなのですが、これが夫婦の力関係というものです。

世の中の既婚者の皆さん、分かってくれますよね?


そこで私は一計を案じました。

ステッカーを直接マシンに貼ってしまうともう取り返しが付きません。

そうなるとヨメをごまかすことも出来ません。

(いや、うちのヨメの事だから案外気付かないかもしれませんが、リスクが大きいです)


どうするか?


私が思いついたのはこんな方法でした。


お分かりだろうか。


そう、ステッカーを直接マシンに貼るのではなく、一旦マグネットシートに貼り付けてしまえばいいのです。

そうするとマグネットステッカーの出来上がり。

磁石なのでマシンにも好きなように貼り付けられるし、すぐにはがせます。

貼る場所も気分に応じて自由自在です。

画期的です。

これはもうかっきてきよ、かっきてき♪


写真を見てもらったとおり、私はマグネットシート、工作用カッター、カッティングシート付きペーパーカッターなどを購入。

とりあえず、「水曜どうでしょう」の名台詞ステッカーで練習。


完成♪
さっそく冷蔵庫に貼り付けてみます。

どうでしょう。

これならヨメのいないサーキットでいくらでも二代目を飾り付けられます。

(程ほどにしないと痛いクルマになってしまいそうですが)


しかし、直江雨続の工作時間はこれだけでは終わらない。

市販のステッカーだけで、満足できるわけがないのです。


2007年6月26日。


さらに別のホームセンターにて私がこんな感じで買い物。


お分かりだろうか?


自分で自由に切り抜いてステッカーを作るためのカッティングシートとそれを貼り付けるための転写シール、さらに使い切ってしまったマグネットーシートの追加分を購入してきたのである。

それらを利用して、練習がてら最初に作ったのがこれである。

カッティングシートを切り抜いて、
転写シールに貼り付けて、
それをこうしてヘルメットに貼り付ける。

そう、私のヘルメットに直江兼続公と同じデザインで愛の前立てをつけたのである。

これで文字通り私も愛野郎である。

2009年大河ドラマ化決定おめでとうである。

これもまたブログ 『やっぱり嵐を呼んだ、ヨメに内緒のチューニング』 で先行公開したので、ご存知の方は多いだろう。

実際、この日以来、私はこのヘルメットにて、秋ヶ瀬や新東京サーキットや平塚のF1ドリームといったカート場に出没したのである。

愛野郎見参である。

義と愛が戦う力をくれるのである。

当然『OSL4輪じむか〜な』もこれで参戦である。



2007年7月1日。


まだまだ作り足りない私だが、これまたドライブがてら行きつけの模型店にていい物を発見。

それがこれ。

1枚100円。

これで何が出来るか、お分かりだろうか?


さらに(写真を撮るのを忘れたが)同じ模型店にて金色のステッカーシートを発見!

これで私が作りたかったモノが完成したのである。


まとめてご覧いただこう。

完成品の数々。

この写真に写っている「AMETSUGU.NET」と金色に輝く巨大な「愛」のマグネットステッカーがこの日完成したのである。

力作です。手作りです。

自分が一番欲しいものは、売ってなければ自分で作ります。

自分が一番読みたいものは、売ってなければ自分で書くのです。

これが雨続クオリティ。


とりあえず、ジムカーナ当日はこれらで私のマシンを色々と彩ることになります。

見ても、笑わないように。


そんなこんなで、物心両面から二代目をチューニングした直江雨続はいよいよ運命の三連休を迎えます。

この三連休では7月としては史上最強の台風4号が直撃し、土曜日に平塚で実施したカート大会はサーキットが水没して決勝レース中に赤旗中止となりました。

詳細はブログにてご報告した通りでございます。

『台風を呼ぶF1ドリーム平塚カートレース』その1

『台風を呼ぶF1ドリーム平塚カートレース』その2


日曜日にはオートバックスにて最後のメンテ。

まずはオイル交換。

前回と同じ、カストロールRS 10W50Wを入れます。7330円です。

さらにNGKのイリジウムプラグを購入、装着しました。

1890円×3本で5670円+交換工賃315円×3本です。

オイルとプラグを交換した効果は抜群。

アイドリングも安定し、アクセルを踏み込んだときの吹け上がりもよくなりました。

これは明日の走行が楽しみです。

さらに、雨だった場合に備えて窓ガラスの水弾き用にスーパーレインXを購入し、さっそく塗り塗り…。

こちらは980円なり。

ちなみに、これらの買い物を済ませると、どうやら溜まったポイントが規定に達したらしく、めでたく私はオートバックスのゴールドカードをゲットしました。

色々と特典も増えるし、このまま頑張れば次はプラチナ会員です。

えーと、どれだけたくさんのお金をオートバックスに落としたのか…。

冷静に考えると負けですね。

夏のボーナスも出たことだし、頑張ってる自分へのご褒美だと思うことにします。


ってなわけで、大物小物色々ですが、参戦に向けたチューニングはこれにてすべて終了。

さらにドライバーである私自身も、ビリーズブートキャンプで体を鍛えておきました。

これまたブログで公開したとおりです。

嵐を呼ぶ『ビリーズブートキャンプ』一日目
嵐を呼ぶ『ビリーズブートキャンプ』二日目
嵐を呼ぶ『ビリーズブートキャンプ』三日目
嵐を呼ぶ『ビリーズブートキャンプ』四日目
嵐を呼ぶ『ビリーズブートキャンプ』五日目
嵐を呼ぶ『ビリーズブートキャンプ』六日目&七日目
嵐を呼ぶ『ビリーズブートキャンプ』八日目
嵐を呼ぶ『ビリーズブートキャンプ』九日目
嵐を呼ぶ『ビリーズブートキャンプ』十日目
嵐を呼ぶ『ビリーズブートキャンプ』十一日目


そして短期間での肉体改造も完了し、私の体は対G耐性も向上しているはず。

さぁ、あとは当日を待つのみ。

約2年ぶりのジムカーナ、そして二代目のサーキット初走行の日。

一体どんなドラマが生まれたのか…。


祭りが、はじまります。


◇次回予告!◇


こうして満を持して挑んだジムカーナ。

台風一過の猛暑の中、二代目がついにサーキットを激走するぞ。

そしてやっぱり呼んでしまった嵐!?


予告動画ちょっとだけ。

このとき、一体何が!?


嵐を呼ぶアルトワークスの戦いの記録を待て!


次回、『嵐を呼ぶレース参戦記』第二十三話


「嵐を呼ぶジムカーナVその1」


ご期待ください!




今回も長いお話でした。最後まで読んでいただきありがとうございます。記念に押してやってください。

2007年7月18日、文中の一部表記を訂正しました。
詳しくは、ブログ記事 『嵐を呼ぶレース参戦記』をお読みの方へを参照ください。


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